少し前の思い出

野良猫、小旅行、日常など少し前に撮った写真についてあれこれ考えるブログ。時間差すごいよ。

マイクロフォーサーズで夜の撮影

今回はいつもと違うカメラを使ってみました。pananosicのGH5です。
でかいフルサイズ5DⅢからマイクロフォーサーズGH5に変更。
レンズはLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.です。

 

使ってすぐ・・・
軽い!小さい!撮りやすい!いいね!って思ったね。

 

さて。
身軽になったところで。


名古屋の久屋大通公園とテレビ塔がリニューアルして、イルミネーションが綺麗そうなので行ってみました。
陽が落ちた直後で暗くなり始めた頃、遠くから見ても不思議な色に光るテレビ塔を目指すと・・・。

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

眩しい・・・!
前と全然違う・・・!

店が多いし、中央の水盤に光が反射して綺麗。アナログ広場感が無くなってる。
ここは全長80mの大きな水盤が設けられた「ミズベヒロバ」というらしい。へー。

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

水盤の端にはカメラを構える人がたくさん。
どうやらここからテレビ塔を撮るといい感じになるっぽい。

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

縦で撮影するとこんな感じ。水に反射するテレビ塔が綺麗に映った。
スマホだと綺麗に撮れそう。

横で撮影してみると・・・

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

ほぼテレビ塔は映らず。さすがに15mmで横は無理か。
水盤を入れたいのかテレビ塔を入れたいのか、どっちつかずの写真になってしまった。

だがしかし。
今回、15mm以外にも広角レンズを持ってきたのだ!
はっはっは!

レンズを15mm→7.5mmにして、もう一度撮ってみた。

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GH5 / LAOWA 7.5mm F2 MFT.

おおおお、テレビ塔撮れたー!
同じ位置から撮っても15mmと全然違うね。広い!開放感!
三脚を持ってないのでピントがズレあるけど、趣味の範囲ならOKかな。

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同じ場所で撮影:左15mm 右7.5mm(マイクロフォーサーズ)

写真を並べると違いが一目瞭然。こんなに違う。

このLAOWAの広角レンズは開放F2.0と明るい。値段も(純正に比べて)安いし軽い。
ただし完全マニュアルでピントは自分で合わせなきゃいけないから、画面を触ってピントを合わせられないし電子接点がないので撮影情報が残らない。
それでも利点が多いから買っちゃった。はは。


今回は明るさが欲しかったので開放F2.0にして、ほぼ∞にピントを合わせてみましたが・・・やはりピントが甘かったので拡大してピント合わせました。
それでもブレてるけどね!

 

広角レンズを堪能後、ミズベヒロバから北のセントラルブリッジへ移動。

橋の上なら少し高いから、テレビ塔の見え方変わるかなあ。

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

懐かしい感じの照明をつけたセントラルブリッジと名古屋テレビ塔。
カラフルすぎて好き。

先程のテレビ塔を見上げる位置にあったミズベヒロバと視線が大分違う。橋の位置が高いこともありテレビ塔を真正面に見る感じになった。

テレビ塔の土台(っていのかな?)は隠れてしまうけれど、上のカラフルな鉄塔が目立っていいね。
ちなみに夜9時で橋のカラフル照明が消えて、白い照明だけになります。

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

こちらはセントラルブリッジ からの眺め。道広い。

 

名古屋テレビ塔がある久屋大通公園は広いので、今度は南の方へ移動してみることに。途中で周囲の店を見ていたら懐かしいものを発見しました。

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン。
映画で見たまんまだー。

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

ゴミを入れて動くアレや、スイッチが多かったり、配線むき出しだったり。

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

移動時間を設定するアレとか。

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

ホバーボードとかビフの杖とか。
映画で見たものが目の前にあるとテンションあがりますね。

 

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デロリアンプロジェクト

店内に売ってる商品を買うと運転席で記念撮影できたらしい。
・・・今気がついたよ。

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

カラフルなネクタイやハンカチ、バッグ、服など売ってました。
けっこう好きな柄があったから今度ゆっくり見てみよっと。

 

色々な店舗に目移りしながら北へ北へと移動。

そして・・・

 

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GH5 / LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

お気に入りの1枚が撮れました。

あー楽しかった。

今度は丸いキラキラしたイルミネーションを撮ろう。ザ・イルミネーションをね。

 

 

今回カメラGH5の設定を間違えてて縦横比が16:9になってました。(いつもの比率は3:2)
なんか長いなと思ったんだよね。

でも縦に長いテレビ塔を撮るには便利だったよ。

 

 

RICOH GRIIIでハイキングしながら自然を撮ってみた

「いつもカバンにいれておけて、そこそこ綺麗に撮れる小さくて軽いカメラ」

そんなGRⅢを手に入れ、ウキウキしながら食事やら何やら試し撮りをしたあの日から数日が経ちました。

 この続き的なものです。 

 

もう少し試し撮りをしたいと思っていたので、晴れた日にGRⅢを持って山へゴー!
ハイキングがてら自分が欲しかった「自然系」の作例を撮影してきました。

ちなみにGRⅢはサブカメラで、メインカメラはEOS 5DⅢ(レンズは50mmと16-35mm)。
GRⅢは作例目的で撮影しており観光地について詳しく書いてませんし、この記事もGRⅢで撮った写真しか載せていません。
いつかEOS 5DⅢの写真でハイキングの詳細を記事にしたいと思ってます。未来の私、書いておくれよ。

 

 前置きが長くなりました。

 

 作例ついでに今回のテーマ
「自分で見た感じの雰囲気を再現する」です。

 

そして向かった場所はこちら! 

 

大滝渓谷(愛知県豊田市)

春は梅や桜、夏は緑、秋は紅葉と季節ごとの山の彩りなどを楽しめます。平成31年2月に「王滝湖かけ橋」の補修工事が完了し、きれいに塗り直されました。(豊田市の公式観光サイトより)

 

「大滝湖かけ橋」
大滝渓谷で検索するとよく見るあの赤い橋ですね。
これを目指してハイキング撮影開始です。

 

よく整備された田舎の県道から、大滝渓谷入り口に行くと・・・

緑のトンネル

GRIII(Lightroomで現像)

すぐにこんな景色。薄暗い緑のトンネルが続きます。
大量の青もみじが太陽の光を透かしている様子がとにかく綺麗。そして涼しい。
すぐ側に川が流れていて、そこからの冷たい風で蒸し暑い夏でも気持ちよく歩けます。 

 

見たまんまの写真はGRⅢだと撮りやすいね。
誇張なし、ありのままが撮れた。

イメージコントロール(色設定的なもの)をスタンダードで撮影したので、現像時にコントラストを高くして見た時と同じ鮮やかな緑にしました。スタンダードのままだと実際よりくすんで見えたので。
夏って緑が鮮やかだから、イメージコントロールはビビッドでもいいかも。色が濃くハッキリでて夏っぽい。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

壁のシダ植物や苔。潤ってツヤツヤしてた。
前日に雨が降ったので壁の緑もしっとり。

 

これは壁ぎりぎりまでGRⅢを近づけてレンズを上に向けての撮影しました。カメラが小型だから、中腰で液晶を見ながらのピント合わせも難しくなかったよ。

緑鮮やかな植物が太陽に向かってスッと伸びてる感じを撮りたかったんだけど・・・ボケが上手くコントロールできなくてよく分からない写真になってしまったのは反省。

 

曲線がきれいな木

GRIII(Lightroomで現像)

まるでダンサーみたいな楓。線が細くてちょっと色っぽい。
私好みの木です。

楓の幹がよく見えるように明るく撮影したら葉の色が飛んでしまったので、暗めに撮影して現像時に微調整しました。
現場で見た葉の透き通る感じを出したかったんだよね。
 

さて。

 

ハイキングコースからすぐ下を見れば、岩の合間から水が流れる光景が目に入ります。水が糸みたいになる例のアレを撮りたかったので、シャッタースピードを遅くして手持ちで撮影してみた。(三脚は持ってなかった)

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GRIII(Lightroomで現像)

糸感が少ないけど、それっぽくなったと思う。


でもね


ブレてる。

・・・ブレてる!

・・・・・・だよね!

GRⅢならスローシャッターでも手ぶれ補正があるから手持ちでもいける的な記事をどこかのブログで読んだけれど、私には出来なかった・・・。シャッタースピード遅くするだけじゃダメなんだね。
次回はちゃんと撮影方法を頭に入れて挑みます。

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GRIII(Lightroomで現像)

途中にいくつか休憩用のベンチがあるので、そこに座って撮影。
見たままが素直に撮れる。


道が舗装されているのでベビーカーを押して歩く家族連れがいたり、元気に歩く幼稚園児もいました。大滝渓谷って子供でも歩けるハイキングコースなんだね。
私は日頃の運動不足がたたって、しばらくベンチで休憩してたよ。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

赤い吊り橋。
橋の出入口に楓が生い茂ってるから秋は紅葉が絵になりそう。
歩くと揺れるものの、しっかりとした作りで怖くなかったよ。

 

ここを撮る時けっこう迷いました。空の色が飛ばないように暗く撮影すると、手前の手すりが黒潰れしてしまう。逆に手すりを黒つぶれしないよう撮影すると、空が白飛びする。
最終的に手すりが黒つぶれしない程度の暗さで、空は少し白飛びさせて撮影しました。

Lightroom現像時に白を抑えたらパープルフリンジ(紫の境界線みたいなもの)が楓の葉周辺に少し出たので補正。

もっと暗く、アンダー気味で撮影した方がよかったのかも。
でも、どこまでアンダーにしていいのか分からないんだよね・・・ヒストグラム見て明るさ管理すればいいのかな。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

再び橋。
ここも明暗差が強かった場所。赤い橋の場所ほどじゃないけど。


暗めに撮影後、少し明るく補正。
見た感じはこんな感じだったかな。
 

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GRIII(Lightroomで現像)

一輪のアジサイ。
柔らかい光がこのアジサイだけに当たっててスポットライトみたいだった。

周辺減光で少し周囲を暗くして、ちょっと強調してみた。色やコントラストは変えず、撮ったまま。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

群れてるアジサイ。
街中のアジサイは枯れはじめてるけど、涼しい山中では満開の時期。生き生きしてる。

ちょうど正午ぐらいで光が強く影が濃かったので、現像時にコントラストを少し低くして色を柔らかくしました。
2枚目のシダ植物を撮った時と同じく、ボケを上手く使えなくてガチャガチャした写真になっちゃった。こうゆう時ってもう少し寄るへわきか、引くべきか。撮影時の位置どりに悩む。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

そして岩の群れ。
散策道を歩くと岩に囲まれた場所にも行けるんだよね。別世界みたいで面白かったよ。

ここは木や岩に囲まれて暗い場所でした。
最初は暗いまま撮ろうとしたけど、右側の岩辺りがとても暗くて岩の影が潰れてしまいそうだったので明るめに撮影しました。
(ちなみに水を糸みたいに撮りたくてシャッタースピードを遅くしました。水が少なくてよく分からないから効果的じゃなかったけどね。でもブレなかった・・・! 手ブレ補正効いてた!)

現像では露光量・ハイライト・白レベルを下げて、実際の暗い雰囲気に近づけました。岩影が濃いところは補正ブラシで選択し、露光量をあげて岩の形を出したよ。

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左:撮ったまま 右:Lightroomで現像

こんな感じ。
字で説明するより、見た方が早いよね。

明暗差がある時の写真難しい・・・!
どうやって撮るのがいいのか分からん。
木が多くて暗い雰囲気出すように暗く撮ってるけどこれでいいのかな?


なんて試行錯誤しながら色々撮ってると目的の赤い橋に到着。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

青空の下の赤い王滝湖かけ橋。
でかいー! 映えるー! 赤いー!

大滝渓谷には橋が沢山あるのですが、この橋だけ木より高い位置にあるので目立つ!
数年前に塗り替えたばかりなので赤が眩しいっ・・・!

 
この巨大な大滝湖かけ橋までは、大滝渓谷入り口から1時間ぐらいで到着します。
私は撮影と休憩が多かったから2時間ぐらいかかったよ。

 

 

◾️GRⅢのバッテリー持ち&熱について

メインカメラはEOS 5DⅢだったので、サブカメラのGRⅢは90枚程の撮影。バッテリー交換はしなかった。がっつり撮らないならバッテリー1本でいけそう。公称の200枚でバッテリー1本は無理っぽいけどね。

そうそう、続けて撮影してるとすぐにGRⅢ本体に熱くなりました。特にグリップ辺りがすぐ熱くなる。手ぶれ補正と液晶表示で負担が大きいのかもしれない。

 

◾️GRⅢをハイキング中に使ってみて 

軽くて小さいボディ、広角レンズ、ある程度は設定のコントロールができる、明暗差があってもRAW撮影して後で補正できるってのは魅力的。山歩きにも使いやすいカメラだなって思いました。

そしてGRの純正ハンドストラップを手首に固定してカメラを持ってたおかげで、重い一眼レフを首にかけた時のようにストラップが汗びっしょりなんてことにもならないのは快適だった。
ハンドストラップが手首にしっかりついてるから手を離してもカメラが落ちることもなかったし。
手ぶら状態で手が涼しい。これが地味によかった。

 

ただね、大自然の中にいるともう少し広く撮りたい・・・ワイドコンバーションレンズが欲しいと思うことはあった。これは心の奥にしまっておこうと思う。

www.ricoh-imaging.co.jp

 

すべての写真を撮影後Lightroomで現像したけれど、GRⅢのカメラ内現像でもだいたい同じ感じで現像出来そう。そんなに難しい補正してないしね。

撮影そして現像を経て、今回のテーマ「自分で見た感じの雰囲気を再現する」は達成できたかな

 

 

簡単に記事を書こうと思ったのに長くなってしまった。
撮影楽しかった。うん。

 

自然光を生かした明治の写真館

成人式の記念撮影ぶりに写真館に行きました。

しかも超老舗の写真館。

 

それがここです!どん! 

 

高田小熊写真館(明治村5丁目)

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

ジブリに出てきそうな佇まい。
白い壁と赤い屋根が緑といいコントラスト。

実はこれ、明治村(愛知県犬山市)に移築された明治に建設された写真館です。展示物なので写真館の営業はしていません。

明治村で開催されるリアル謎解きゲームが好きで年1〜2回は明治村に行ってて、その時に建物を訪れるミッションで初めて中に入りました。明治村5回以上行って初めての来館。
主要道路から離れてるから全然気がつかないんだよね。不思議系ストーリーでいつも通ってる道に突如として現れたお店的な建物だよこれ。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

建物内、2階の写場。いわゆるスタジオです。

広い写場に大きな窓からたくさん外光がはいってて明るい!
そして暑い!
撮影時は夏だったので業務用と一般家庭用の扇風機がガンガン回ってました。明治の建物にクーラーはないからね。

ちなみに1階は応接間や暗室などの作業場、居住スペースになっています。興味がなかったのか一枚も写真撮ってなかった。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

和風なバック&洋風な椅子。レトロ満載な当時のスタジオが再現されています。
大正・明治の和洋折衷な組み合わせってカッコかわいいよね。好き。

明治当時、写真館は「書割(かきわり)」と呼ばれるバックや小道具にも力入れてて、専門の絵師にバックを描かせたり、高価な舶来の小道具を購入したり、その豪華さを競ってたんだって。
そう明治村のガイドブックに書いてありました。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

展示の小物。
高価な舶来の小道具なんだろうか・・・豪華・・・これ・・・。
明治と現代は違うからね、うん。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

スタジオカメラ。この黒布被って撮影するんだっけ。きっとレンズもズーム出来ないし、適正露出も自動で教えてくれないし難しそう。
このカメラしかなかったら、私は写真を撮ることはなかったね。現代技術に感謝。

そしてカメラの横に写ってるU字形のさすまたみたいなものは「首おさえ」や「胴おさえ」という撮影補助器具。昔は撮影に長時間の露出を要したのでこれを使って体を固定していたんだって。
そう明治村のガイドブックに書いてありました。(2度目)

この器具はガイドブック読むまで花瓶支えかと思ってた。これにひっかければ花瓶が空中に浮いてるようにみえる!的な道具かと。使用率低そうだけど、明治ならそんなんあるかなって思ってた。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

改めてじっくり見ると・・・スタジオの明るさすごいな。光よくまわってるわ。

明治時代は人工照明がないから外光を効果的に取り入れることが重要で、この小熊写真館でも北側の屋根を全面ガラス張にして、独特の白黒天幕を使って光量を調節してたんだって。

そう明治村のガイドブックに書いてあった。(3度目)

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

間近で見ると窓が本当に大きい。
この大きな窓からスタジオ全体に光が差し込むので、自然光だけで素敵な写真が撮れるんだね。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

ストロボ無しでこれ。素敵やん。
ちゃんとバックの光も自然光と同じ向きに描かれてるし、絵全体がボケてる風に描かれていいね!

実は係員の方に頼むと、この場所で撮影させてくれます。
ぜひ一度撮ってみてはどうでしょう。

 

私は係員の方に頼む勇気がなくて、無人記念撮影しました!

 

他の明治村記事はこちら。
すき焼き食べたくなってください。

 

 

 

 

初夏の地球博記念公園・後編 遊びワクワク

去年の今頃、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)通称モリコロパークに写真の練習に行ってきました。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

モリコロパークには、こんな感じで楽しそうなファミリー沢山。後編では、そんなファミリースポットを回りました。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

モリコロパーク中央にある大芝生広場のお花畑。

青々とした芝生ではみんな体を思いっきり動かして遊んでるゾーンです。 

被写界深度の練習にもってこいの場所。なんとなく上手くなった気分を味わえます。体を動かさなくても撮影しているだけで楽しいゾーン。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

ロールケーキの乗り物。

音楽鳴らしながらゆっくり進むので、乗りながら手をふれば夢の国ような気分を味わえますきっと。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

色々な体験ができる建物、愛知児童総合センター。

入場料が必要だったり、特に興味がなかったので入らなかったのですが親子連れがみっしり中にいました。何してるんだろう。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

そして大観覧車。東海No.1の高さ88m!

モリコロパークが一望できる大きな観覧車です。ペットも一緒にご乗車いただけます。車椅子のままご乗車いただけます。(公式ホームページより)

 

フォトジェニック的な例のあれを撮ろうと思って、色々な切り取り方で観覧車を撮っていました。しかしなんだかしっくりこない。自分には欠けたセンスを再認識したところで、観覧車へ。 

1人600円(3歳以上)でグループだと割引もあるみたいですよ。

  

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

大観覧車のゴンドラは冷房完備で夏は涼しい! トトロも乗っている! ひとりボッチでも快適!

私の相棒はトトロでしたが、他のコンドラには何が乗っているんだろう。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

大観覧車、ほぼ頂上からの眺め。

本当にモリコロパークを一望できます。高所恐怖症の方には少しきついかも。私は頂上に行った時、立ち上がれませんでした。

右下の赤い垣根の側に、万博記念のあの小人(?)が埋まっているのを確認。本当にあれは何の意味が・・・。

 

足を震わせながら大観覧車を楽しんだ後は「こどものひろば」へ。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

この「こどものひろば」は自然体感遊具らしいです。

水で遊ぶアスレチックな道具がいっぱいで、その中でも巨大水鉄砲が記憶に残っています。楽しそうだったなあ。(子どもが沢山で遊ぶのは諦めた)

まだ夏ではなかったんですが、この日はとても暑く、水着を持ってない子どもたちがパンツだけで水遊びをしていました。その光景たるや・・・風呂。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

噴水がいい感じで虹を作っています。

この噴水でシャッタースピードの練習。ISOがよく分かってない時期で、全然上手く出来なかった写真が沢山。楽しかったけどね。

ただし撮影中に水がかかってきたり、子どもを避けて撮影していてもいつの間にか子どもがフレームインしてきたり、変態と思われてもいけないので早々に切り上げました。

もうね、撮影しながら少しドキドキ。何か言われたら写真全部見せる気でいました。何も言われ無かったけど。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

次はパンツの子どもがいない水場の上、高台へ向かいます。

ナイスな滑り台もありますが、炎天下で熱せられた滑り台は凶器と思い込み滑りませんでした。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

ちょうど5月だったので、沢山の鯉のぼりが気持ち良さそうに空を泳いでいました。

風のいいタイミングを待って何度もシャッターを切る。風が鯉のぼりを生き物のように動かして面白い。なかなかみんな揃って泳がないので、撮るたびに違う写真になる。

ここも長い時間、撮影していました。

 

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

 

そんなことをして、だいぶ陽が傾いてきた。

朝から夕方まで、たっぷり写真を撮った一日。木陰が心地よいです。

 

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

 

帰る頃には、夕日に照らされるリニモが可愛くみえました。

・・・夕日・・・白くなってるけどね!

 

 

写真を見直してみて。

 

この頃はとにかく、どう写真を撮ればよいか分からなかった時期なので、構図が甘い写真がわんさかあって少しリサイズした。意図があったっぽいのは、そのままのサイズ。

色も大分緩く、Lightroomでゴリゴリ色付けをしてしまった。(それがいいのか分からないけど)空の色はコントラストあげたり、グラデで色つけたり。なんか不自然なんだよなあ。

緑に青空。うまく出せるといいねと思った写真たちです。

 

 水場ではシャッタースピードをあげれば、ロング写真の水しぶきがキレイに撮れたんじゃないのかなと思った。課題ですね。

 

こうして振り返ると、モリコロパークは写真の練習にとてもいい場所じゃないか・・・! あ、単焦点全然使ってなかった。

初夏の地球博記念公園・前編 緑ワサワサ

去年の今頃、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)通称モリコロパークに写真の練習に行ってきました。

ちょうど単焦点35mmを買った頃かな。

 

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

 

春から秋はプール、冬はアイススケート場になる。施設。

親子連れが楽しめるスポット。デカイ・・・デカイぞ・・・。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

万博の名残、どこかの国の何かが笑顔で埋まっています。

3体埋まってて残り1体は帽子の先っちょだけ出ている。シュール。

 

とりあえず万博記念公園の南東にある、日本庭園へゴー。

 

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

 

・・・水少なくない? そんなもん?

それにしも緑が多い。うっそうと茂っている感じが半端ない。ちょうど緑が成長する季節なので緑が濃く、影がない所は暑い。

でも写真スポットとしてはなかなか良かった。

 

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

 

トンボがいたり・・・

 

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

 

庭園奥の小さな滝からはミストが定期的にでて涼しかったり・・・

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

休憩所があって、ゆっくり癒されて体力も回復する。

日本庭園周辺は写真練習で楽しめるいい場所です。30分くらい居たかな。

 

このペースでは一日中庭園にいるので移動。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

元気に走る子どもの先にあるのは・・・

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

サツキとメイの家。

人数制限をしているので予約をすると入れる。次の予約時間まで時間がかかりそうだったので今回は諦めて少し離れたところから撮影。

中に入ったらきっと楽しいよね。

 

ここから少し歩くと展望塔があって、サツキとメイの家がよく見えるらしいので移動。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

おお! 遮るものが無くてバッチリ家が撮れる!

展望塔はメイとサツキの家に入れなかった人用なのかな。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

広角だと緑の中にポツンと建つ家が撮れる。ほんとに空広い緑多い。

さらに超広角だと家が小さくなって面白そう。

 

展望棟からの眺めは本当にいいので、みんな撮影してインスタやTwitterに色々アップしてた。私はこの時に撮った写真を1年後にブログアップしました。時差を感じるね。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

展望塔の下にはサイクリングロードがあって、自前やレンタルの自転車で子どもから大人までサイクリングを楽しんでます。

道の両脇には緑が沢山なので影も多く涼しそうだった。

 

 

今回の写真を見直してみて。

撮影時のピクチャースタイルを「風景」にしてみたけど、彩度が高くて気になったのでピクチャースタイルを「スタンダード」で撮影。

そして現像時にLightroomで「自然な彩度」や「コントラスト」をプラス補正することで、見た時の印象に近くなった。

空の色を青く出したかったので、アンダーで撮ってLightroomでいじってみたけどイマイチ色が出ない。PLフィルターがあればもっと違ったかな。

 

最後の写真はシャドウに紫っぽい色を足してみた。

シャドウの色を変えるだけで印象が大分変わる。面白い。

 

1年前の記憶を思い出しながら現像してみると、日中の風景が本当に苦手だなと感じた。うるさい感じか何を撮りたいかよく分からないつまらないものになってしまう。

風景難しい・・・。

 

 

後編はもう少し子どもが楽しめるスポットをアップしようと思うよ。

 

 

明治のすき焼き

肉ブームが起きている!(私の中で)

ということで、明治村(愛知県犬山市)で明治探偵GAMEで遊ぶついでに肉を食べてきました。

 

牛鍋 大井牛肉店(明治村1丁目)

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 

大井牛肉店。明治20年(1887年)頃に立てられた店舗を明治村へ移築したもの。

明治村へ行くと、いつもいつも気になるこの店・・・の牛鍋。

今回ランチは牛鍋いっちゃうかー!と連れに気軽に提案したところ。

 

牛鍋 4,100円(税込)から。

 

うわあ・・・そんなに高かったの? 値段見てなかった。

止めようかなぁと思ったけれど私は今、肉ブーム。勢いで入店した。

 

1階は展示スペースで飲食が出来ない。

お腹が空いていたので何も写真は撮ってない。肉しか頭になかった。

 

急な階段を登って2階が飲食スーペース。

タイミングが良かったみたいで、先約もいなくて、すぐ席に。小さな部屋は白い壁に囲まれて、牛鍋を料理する小さなちゃぶ台が複数あった。ちゃぶ台の中央には穴が空いており、そこに炭火を置くようになっている。

ここもお腹がすいていたので何も写真は撮ってない。早く肉が食べたかった。

 

そして、食べ物がきてハッとカメラを取り出した。 

 

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5D Mark III / EF50mm F1.4 USM

 

最初は漬け物とお茶。

f2.8で撮る。ピント浅い浅いぞと思ったけどお腹すいてるので、終了。ねばらない。

 

ちなみに今回の写真、店内は全て5D Mark III / EF50mm F1.4 USM。

単焦点が苦手なので練習をかねてる。

しかし焦点距離が45cm。狭い店内(後ろがすぐ壁)で距離がとれず、他のお客の迷惑を考えてほぼ同じカット。サッと撮って終わる。

 

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牛鍋の竹コース。炭火で肉を焼いていく。

 

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お店の人が全て料理してくれるので作ってるところをひたすら見ている。

 

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砂糖と割り下は濃いめと説明される。甘い匂いが漂う。

 

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野菜やキノコ、お麩を投入。綺麗に並べてくれます。

 

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ネギ、春菊どーん。

 

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新鮮な卵スタンバイおーけー。

 

待つこと数分・・・

 

 

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山盛りの野菜もいい感じにシュンってなった! 食べ頃じゃ!!

 

 

 

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卵をからめていただきます!!

 

・・・うまい!

肉、うま。飛騨牛うま。柔らかい。

濃いめの割り下が甘辛く肉を味付けしてて、好きな味。

 

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野菜と一緒に食べてもいける。天国。

 

普段、食が細い連れがすごい勢いで食べていた。

野菜とお肉、ごはんもおかわり出来る(有料)けど、普通に1人前でお腹いっぱい。

最後の方は炭火の強さで割り下が濃くなってたぐらい。弱火にしようとスイッチを探してしまった。スイッチないのにね。現代人め!

 

食後のデザートは、牛鍋を食べてない部屋へ移動して食べます。

炭火がないだけで涼しい〜。

 

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冷たい器にはいった「ゆずのアイス」

牛鍋セットのデザート。これがまた美味しい!

あつーい鍋とあつーい炭火で汗をかいた後のアイスといったら、最高。

ゆずの皮がほどよい酸味で口の中が爽やかになっていきました。

 

幸せなお昼ご飯でした。ごちそうさま。

 

 

写真を見直してみて。

 

今回使った単焦点50mm。ボケと明るさは単焦点ならではと思う。いい感じ。

窓から遠い席で照明もやや暗めだったけれど、壁の白さに助けられたし窓からの光が逆光で肉がツヤツヤして良かった。しずる感いい。

ただ、身動きがあまりとれない場所で同じものを単焦点で撮り続けるのが自分にはきつかった。

立ち上がって真上から撮ってみたものの、上手くとれず、というか周りの目が気になっていかんです。結局ボツ写真になったし。

 

35mmの方が焦点距離も近いので、撮りやすかったかな。と色々と学ぶことが多い肉体験でした。