私が大好きな写真家Vivian Maier(ヴィヴィアン・マイヤー)。彼女の写真集をようやく買った。
Kindleで。
写真集をKindleで買うのかよ・・・って思うよね。自分もそう思う。
紙の写真集の方が絶対いいんだけど、部屋に本が増えすぎた&電子書籍なら紙の半額2,000円ということでKindleで買ってしまった。紙よりも迫力が減って残念だけどメリットに負けた。
ヴィヴィアン・マイヤーは2013年にドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」が上映されたので知ってる人も多いと思う。
2007年、シカゴで暮らす青年ジョン・マルーフが、オークションで大量の古い写真のネガを380ドルで落札した。マルーフがその一部をブログで紹介すると世界中から賞賛の声が寄せられ、写真集の売り上げは全米1位を記録。欧米各地で開かれた展覧会も好評を呼んだ。写真を撮影したのは、かつてニューヨークでナニー(乳母)として働いていた女性ビビアン・マイヤー。すでに他界しており、15万点以上もの作品を残しながらも、1枚も公表することなくこの世を去っていた。
(映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」解説より一部抜粋)
ヴィヴィアン・マイヤーの写真は被写体との距離感が大胆で、切り取り方、構図すべて好き。一目惚れしたと言ってもいい。どの写真も同じ場所で撮影せずに次々と移動して撮影していことも単純に尊敬する。全て自分には無いものばかりだから。こうゆうスナップ写真を撮りたいと常々思っている。
さらに本人の自撮りも面白い。バリエーション豊かでクスッときて見ていて飽きない。
とにかく好き。
色々語りたいけど実際にヴィヴィアン・マイヤーの写真を見た方が早いと思う。
WEBサイトがあるので画集を買わなくても、けっこうな枚数をネットで見ることも出来ます。現像はヴィヴィアン・マイヤーではなく現代の人(?)がしたのでシャープ強すぎな気もしますが写真は楽しめます。
http://www.vivianmaier.com
(ヴィヴィアン・マイヤーのネガを発見したマルフーフの運営サイト)
もしヴィヴィアン・マイヤーの写真が気に入って画集を買いたいと思った方は、「Vivian Maier: Street Photographer」よりも「Vivian Maier: A Photographer Found 」を買うと幸せかもしれない。
私は「Vivian Maier: Street Photographer」を買いましたが136pでWebで見た写真と被りが多かったのでちょっと残念だった。
「Vivian Maier: A Photographer Found 」は288pに増量されてるのでWebで見てない写真が多いと思う(実物見てないので想像ですが)。ページ数増量にともない値段も倍ぐらいになってしまいますが、Kindleなら紙の本の半額ですよ!
また、ヴィヴィアン・マイヤーについてはこちらのブログが分かりやすく解説しています。ほんと分かりやすい。
iPadなど平たいものを撮るとき、真上から撮るか斜め上から撮るか、壁に立て掛けて撮るかいつも迷う。
今回は画面に光が反射するので斜め上から撮った。歪みとピントの位置が気になって何度もシャッター押してしまった。