使用するレンズっていつも同じになりがち。
保管ボックスに鎮座するレンズも同じになりがち。
(※1)このレンズがあれば素敵な写真が撮れる!ってブログやサイトで素敵な作例と共に紹介されてたから夢と希望と期待をもって買ったのに思ったような写真が撮れなくてアレなんか違う?すごく普通な写真だよいつもと一緒の写真が撮れたよ。やっぱり腕がなきゃダメってことか。でもいつか使いこなせる日がくるはずだから今は売らない。いつか使うから保管ボックスに大切にいれておく!
なんて早口で説明してしまうレンズが数本あります。
沼です沼。
ほぼ新品に近い綺麗なレンズが静かに出番を待つレンズ沼。たまに売られたり、補充されたりするレンズ沼。
底が見えない。断捨離できない。
道具は使ってこそなのに。ああ不憫。
そんな風に思うなら何故使わないレンズを買ったのか!と言われれば(※1)に戻ります。沼ループです。
しかし沼ループに悲観して使わないレンズをずーっと仕舞っておくのもなあ・・・カビ生えるのもなあ・・・と思って最近いろんなレンズを使うようにしています。
そしてですね、気がついたんです。
オートフォーカス使用時、SIGMAレンズがCanonレンズと比べてピントが甘いってことに。
これは・・・。
ちょまてまてまて。
えーと。
嫌な予感がしつつ色々と撮影。
・・・。
はい!
所有しているSIGMAの「望遠ズームレンズ」「単焦点レンズ」2本ともピントがズレてました!
後ピンでした!
ピントが狙った位置より数ミリ後ろになってました!
ショックです。はあ。
SIGMAレンズを買って早数年。ようやくピントのズレに気がつきました。
そもそも望遠ズームはマニュアルでピント調整して使用し、単焦点は放置・・・じゃなかった保管ボックスで大切に保管。だからピントズレてるって分からなかったんだよね。
買った当初はオートフォーカス使ってたけど、わずかなピントのズレなんて気にしない気がつかない初心者だったし。仕方ないね。はは。
▶︎生産中止したレンズはSIGMAのピント調整サービスに出せる?
ピントがズレたSIGMAのレンズ調整は2通り。
・SIGMA USB DOCKを使って自分でピント調整する。
・SIGMAのカスタマーサポートで調整してもらう。
ピントがズレた内の1本は生産中止の単焦点レンズ30mm F1.4 EX DC HSM。
残念ながらSIGMA USB DOCKの対応レンズに入っていない・・・。
そこでSIGMAのカスタマーサービスで対応可能なのか問い合わせてみたら
「生産中止レンズもピント調整OK。ただしレンズに故障がある場合は、ピント調整・修理はできませんよ」
こんな感じの返答がきた。
やったね。
生産中止の30mmもピント調整してもらえるってよ!
さらに。
SIGMAカスタマーサポートでSIGMAレンズのピント調整は無料。
保証期間内・・・発送料無料(着払い)
保証期間外・・・発送料自分持ち(元払い)
返送代・・・無料
USB DOCKは買うと4,000円ぐらい。
それよりもSIGMAに発送して送料自腹の方が負担額が安い。
望遠ズームレンズはSIGMA USB DOCKに対応しているけれど、ズームレンズのピント調整って面倒で手間がかかる。
ということで、私は2本ともSIGMAにピント調整依頼することにしました。
◾️望遠ズームレンズ
APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
◾️標準単焦点レンズ
SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
この2本を調整に出します。
▶︎調整するレンズと一緒にカメラボディも送る
SIGMAの公式サイトから修理依頼票をダウンロードして必要事項を書きます。
点検 / 修理に関するご案内 | サポート | SIGMA|株式会社シグマ
↑ここから修理依頼票がダウンロードできるよ。
そしてレンズを梱包。
その前に 問題のSIGMAレンズを使う「カメラボディも一緒に発送」する必要があるということに気がつきました。
SIGMAレンズをピント調整に出してる方々のブログを見ると、みなさんカメラボディもレンズと一緒に出してるんですよね。
SIGMAのサイトには書いてないから分かりづらい・・・!
レンズ調整時に普段使用するカメラボディで確認するようです。
レンズとボディでメーカー違うからね。そりゃそうだ。
危うくレンズだけ送るところだった。
▶︎レンズやカメラボディの包装
SIGMAに発送するもの。
・カメラボディCanon EOS 7D 1台(ストラップは外した)
・EOS 7D用の充電済みバッテリー 1本
・SIGMAの望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
・SIGMAの単焦点レンズ SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
元の箱がなかったので、カメラとレンズボディはそれぞれ水に濡れないようジップロックに入れて封を閉じ、周囲をプチプチと新聞紙で厳重に梱包。
レンズとカメラボディは合体せずに個別に梱包しました。
「レンズとボディはバラして運んだ方が接点に負担がかからないよ」と某カメラレンズ修理専門業者の方に言われて以来、運ぶ時は基本的にカメラとボディをバラしています。
諸説あると思いますが、私はこの業者の方を信頼しているのでバラして運ぶ派です。
ここの工程は写真あると分かりやすいんだけど、一枚も撮ってない。
梱包に一生懸命で撮る余裕がなかった。残念。
▶︎クロネコヤマトで発送
「クロネコヤマトか佐川急便で送ってください」とSIGMAカスタマーセンターの指示があったので、クロネコヤマトを選択。
直接クロネコヤマトのセンターに持ち込み、品物が「レンズ・カメラ」と伝えると精密機器とワレモノのシールを貼ってくれました。
あ、そういえば、望遠ズームはレンズフィルター付けっ放しだった。まあいいか。レンズフィルターが邪魔なら検査の時外すと思うし。
あとは、待つ。ですね。
どうなるかな。
▼レンズが戻ってきた記事はこちら