少し前の思い出

野良猫、小旅行、日常など少し前に撮った写真についてあれこれ考えるブログ。時間差すごいよ。

4年越しの現像が役に立った

2016年、堺にある友人の店に遊びに行った。

その時の写真を現在、2020年にLightroomで現像して友人に送った。なんという仕事の遅さ。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

 7月の昼1時。強い日差しと地面からの照り返しで、意識が遠くなるほど暑い。我慢出来ずに売店で日傘を買って日陰をつくると、少し楽になった。

日傘をさしつつカメラを構えるという不自然な体勢で写真を撮りながら駅から友人の店まで歩いた。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

葉っぱの隙間から日差しが入る時、どんな風に撮ればいいのかいつも迷う。特にゴーストの処理が上手くできない。難しい。

 

数十分歩き、ダラダラと汗を流しながら友人の店に到着。涼しい店内で食事をして体が生き返り元気も戻る。友人とは久しぶりに会ったので話は止まらず、沢山話した。

途中、他に客がいないタイミングで働く友人の様子や商品、内観、外観等を撮影した。店の思い出を残せるといいなあと思ってシャッターをきった。

帰ったら写真整理して送るね!なんて話していたのがまさか4年前とは。

 

先日、思い出に浸りながら現像して写真を送ろうと久しぶりに友人に連絡をとってみたら、なんと、お店が1年ほど前に閉店していた。時の過ぎる速さよ・・・。

 

友人は送った写真を見て、店をお雰囲気がよくでてる懐かしく思い出せたありがとうと言ってくれた。すごく嬉しかった。

私はおしゃれな写真や映える写真、ふわふわした写真を撮るのが苦手で常に記録っぽく味気のない写真を撮ってしまう。華やかで目をひく写真に興味はあるのだけれど、撮れない。瞬間をオシャレに切り抜くセンスは低い。「写真を撮るぞ!」と意気込まないと私の写真はどれも平凡だ。

ただ思い出を残したいという気持ちだけはあるので、何の変哲もない私の写真をきっかけに受け手が思い出に浸ってくれるのは純粋に嬉しかった。

・・・納品まで遅すぎたけど、それもまたよし。

 

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

帰りに大阪の梅田ビル地下の「ひもの野郎」で食べた定食。暑さで汗流しすぎたので塩分に飢えていた。細かい味は覚えてないけど、ほどよい塩味で白いご飯がすすむすすむ。惣菜もいい味してたなあ。

食事の写真を撮る時は構図とか考えるより早く食べたい意思が強いから、後で見直すと微妙な写真が多いね。

 

今回はLightroomで現像する時に違うパソコンを使ってみた。簡単に思い通りの現像ができる。モニタって大切だね。