久しぶりに晴れた日。
なんとなく立ち寄った植物園が「バラ園が見ごろ」でした。
満開の時期は過ぎていたものの、見たことがないバラが沢山あってなかなか楽しい・・・!
バラって色んな種類あるんだなあ。
と思ったのが前回の話。
今回はその続き。
「赤い花びらが巻き巻きしてるバラ」についてです。
植物園に来る1時間ほど前まで雨が降っていたので、園内の植物にはコロンとした水滴がついています。
GRⅢのマクロモードで撮ると面白い・・・!
でもピント合わせが上手くできない・・・!
シャッタースピードが遅いのかな。難しい。
花を見つけては水滴を撮ることに夢中になっていると。。。
雨水を塊で蓄える赤いバラを発見。
こ、これは・・・
なんか綺麗。
花びらに丸い水滴がつくんじゃなくて、花びらの間に雨水が埋まってるのが面白い。飲めそうというか、透明な接着剤的なものを詰めたみたい。
あ・・・!
そうだ・・・!
「赤バラに雨水が綺麗に埋まってる写真を撮ろう」
突然思いついたので、今回はテーマ(?)を決めて赤いバラを撮影することにしました。
私は漫然と写真撮影するより何か目的やテーマがある撮影が好きです。その方が試行錯誤できて楽しいんだよね。
さて。
テーマを決めたので、早速目的のバラ探しへ。
赤いバラは目の前に沢山ある。どれがいいかなー。
・・・うーん、なんかいい感じのあんまり無い。
バラ園のバラは綺麗に咲いているものの旬が過ぎたものが多く、枯れずに咲いているものを見つけるのが難しい。
いいなと思っても、すぐ側に咲く他のバラが枯れていたり。
自分が撮れそうなバラがあまり無い。
何度かぬかるみに足を取られて靴が泥だらけになった頃、いい感じのバラを発見。
ルビーフラワーカーニバル。
たまたま品種をメモしてたバラ。おおぶりで派手なのに花びらが細かい。
綺麗に雨水が花びらの間に埋まっている。
なかなかいい。
でも雨水間が足りないというか、自分が撮りたいと思うのは、もっと雨水が花びらの間に埋まってキラキラしてる感じなんだよなあ。
もうちょっと違う赤バラを探します。
今にも咲きそうな赤いバラに埋まる雨水。
中央に溜まる雨水がまるで出目金レンズみたいだなあと思ったり、このまま水が飲めそうだなとか思ったり。
いい感じの雨水バラ。
他にも、違う感じのバラないかなあと探してみる。
雨水をたっぷりと蓄えたバラを発見!
横から見ると雨水の量が多いとよく分かる。
いい感じの角度がないかなあと左や右で撮影してみるも、なんだか上手くいかない。
周りのバラが枯れかけてるので、良い位置に主役のバラを置くと枯れた花びらが写ってしまうんだよね。
最後に、どうしようかとなんとなく違う角度で撮ってみたら、納得する一枚が撮れました。
真上からの赤バラと雨水。
中央の雨水が宝石のような輝きで綺麗だなあと思った一枚です。
横から撮影した時のように水の盛り上がり感はないけれど、見て綺麗だなと思いました。直感です。気に入っています。
ずっと水の膨らみを撮ることばかりに気を取られて、横からばかり撮影していたから気がつかなかった。真上もいけたんだね。
納得するものが撮れない時、いつもと見方を変えて軽い気持ちで違う角度から撮ってみる。
それだけで自分の発想から外れて、すごく考えて撮ったものより気に入った一枚が撮れたりする。
という良い体験ができました。
あ、シグマのレンズだいぶ前に戻ってきたんで、今度記事に書こうと思います。
あれから一ヶ月経つ。時が経つのは早いね。。。