少し前の思い出

野良猫、小旅行、日常など少し前に撮った写真についてあれこれ考えるブログ。時間差すごいよ。

野良猫との距離感

本格的な夏が来る少し前、今年は冷夏で過ごしやすいと思っていた頃。
陽が傾いてくると野良猫をよく見かけました。

工事現場に猫

GRIII

夏毛に変わりスリムになった野良猫。
ひと月前より気温が高くなり、ぐったりした様子です。
猫背のカーブがいつもよりゆるい。

この写真を撮ったあと、もっとアップを撮りたい願わくば触りたい!と近づいてみたところ、野良猫に逃げられてしまった。
触れそうで触れない、絶妙な距離感を保つ野良猫。

 

いつものように野良猫が去って残念な気持ちでいたのも束の間、駐車場の車の下で涼をとっている猫を発見しました。 

 

車の下の猫

GRIII

近くに寄っても何食わぬ顔で座り続けていた野良猫。
近距離撮影が出来ました。やったー。


試しに野良猫へ手を伸ばしてみると、微妙に手が届かない位置にいる。だから近くに寄っても逃げなかったのか。やるな野良猫。
アスファルトへ腹ばいになれば手が届きそうだけど、そこまでは出来なかった・・・。
 

今日も野良猫との距離が縮まらない。近いけれど遠い。

 

ああ、猫をなでたい。

 

 

今回の写真はいつもと違う感じで色をいじってみました。
黒つぶれや白とびを気にして大胆な現像ができない・・・難しいね。

 

 

RICOH GRIIIを買って街・花・食事とか撮ってみた

「いつもカバンにいれておけて、そこそこ綺麗に撮れる小さくて軽いカメラ」

 

ずっとそんなカメラが欲しかった。
スマホでもいいけど、私のスマホカメラは本当に駄目で・・・。

 

どうしようかなあと悩んで数ヶ月。

 

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

RICOH GRIII
給付金が入ったので買いました!わーい。

 

18.3mm(35ミリ判換算28mm相当)F2.8と明るいレンズ。
そして何より小さくて軽いのがいい!本体が約257g(バッテリーとSDカード込)だから250mlのペットボトルぐらいの重さかな。
いつも持ってる一眼の半分以下。
片手で撮影しても手が震えない。さいこー!

 

本体と一緒に購入したもの。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

左上から時計周りに
JJCの金属レンズキャップ、充電器、ケース、純正ハンドストラップ、バッテリー。
写真に写ってないけど、液晶保護フィルムも買いました。


1 JJCの金属レンズキャップ
GRIIIをケースに入れず本体のまま持ち歩くなら、装着しておくとレンズのホコリ侵入防止になりそう(まだ数回しか使ってないから分からない)。
ただし電源入れる前にレンズキャップを外さないと、レンズがせり出した時にキャップが押し出されて落ちるから注意。レンズに負担かかるので電源入れる前にキャップを外す必要あり。

2 充電器
本体に直接USB-Cを挿して充電出来るが、USB-Cの蓋が硬くて開けにくい&頻繁に充電するので充電器があると楽。必須。(初期付属されてない)

3 Loweproコンパクトカメラ用ケース 0.3L 
ポケットがないカバンの中に入れっぱなしにするので購入。バッテリーとSDカードの予備が入る前ポケットもあって、GRⅢが丁度入るサイズ。カバンの中で他の物に干渉されなくて良い。JJCの金属レンズキャプしたまま入るよ。

4 ハンドストラップ
初期装備にもストラップついてるけど、個人的にこのハンドストラップの方が使いやすそうだったので買った。しっかりとした皮製品。手首につけると締められるので楽。

5 予備バッテリー
公式では200枚撮影可能と言ってるが、200枚以下でバッテリーが切れるので予備があった方が心が落ち着く。たくさん撮る人は予備バッテリー2個必要だと思う。

 

色々考えて買ったこの付属品。
でも、JJCの金属レンズキャップは買わなくてよかったかも・・・。
だってレンズのホコリ防止用に買ったけどケースに入れてるから必要ないんだもん。


それに撮影時「ケースから出す→キャップを外す」と2段階の手間が思ったより面倒だったり、電源を入れた時にレンズキャップを取り忘れて、レンズが当たって勢いよくキャップが飛んでいったりした。
ケースある人は買わなくていいと思う。私はすぐ封印した・・・。
あ、本体をケースに入れないでポケットに入れてる人にはいいかも。レンズへのホコリ侵入防止できそうだよ。

 

 

さて。
アクセサリも揃ってGRⅢで試し撮りしたので、いくつか写真をのせます。
「街」「散歩中に見つけたもの」「花」「食事」
自分がこれから撮りたい系の作例です。


▶︎夜の街

crossing at night

ほぼフルオートで撮ったのがこれ。RAW現像なしのjpg撮って出し。
これはFlickrにアップしたから、写真をクリックするとオリジナルの大きいサイズで見れるよ。

明るい交差点ってのもあったけどノイズも少なく綺麗に撮れた。スマホのカメラより断然いいので満足。
AV(絞り優先)モードとiso800のみ設定して、あとはすべてカメラまかせ。

ISO1600以上になるとノイズのりそうだけど、ブログやSNSに縮小して載せるぐらいなら問題ないと思う。

 

▶︎日中の撮影

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GRIII

バリアングル式みたいに画面が動かないのでローアングル時に不便だったけど、当たりをつけて撮ればいけるのでまあいいかな。 

ちなみにこの3枚は先日CANONのEOS 7Dで撮影中に一緒に撮影したから同じ感じだよ。


▶︎花のアップ

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GRIII マクロモード

GRⅢはマクロモードにすると6cmまで寄れてアップも簡単に撮れた。

この写真はローアングルで撮ったので、画面がちゃんと見れずピントが少しシビアというかAFが上手く合わなかった。慣れれば簡単にマクロ撮れるのかな。


▶︎食事

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

個人的に一番撮る予定の食事。
よくあるファミレスの定食も座ったまま撮影できるのは良いね。
少し暗めで撮ったのでGRⅢ内でRAW現像して明るくしたら簡単に補正できた。

ついでにアップも撮ってみる。

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

寄ってF2.8で撮れば簡単にボケる。
私のスマホカメラは残念すぎてボケ不可能なので、これが出来るのは嬉しい。

 

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

少し引いて撮ればそんなにボケずにも撮れる。

これで・・・
これで念願のふらっと店に寄って食事をした時、楽に料理が撮れる!
私のスマホカメラは本当に以下略だったからさ。

 

▶︎カメラ内現像

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

カメラ内のRAW現像で彩度をあげて色をビビットにしたり、周辺減光で四隅を暗くしてみた。
比較対象がないからよく分からんけど、写真が少し派手になった気がする。

他にもモノクロが4種類あったりポジフィルム調やレトロなど、色加工が簡単に出来る設定もあって、色を変えてみるだけでも雰囲気が変わって楽しい。
ネットでGRⅢの写真探すとモノクロ写真をけっこう見かけるので、モノクロ好きな人にはよさそう。
撮影後にカメラ本体で色や明るさをいじって現像した写真を、RICOH公式アプリ「image Sync」でGRⅢから自分のスマホに転送してすぐ友達にあげられるのはいいなあと思った。

 

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GRIII

GRⅢだとスマホと同じぐらいの画角で撮れるから違和感く撮影出来るのもいいよね。
ただズームが出来なくて、もどかしく感じる時もあるど、まあそれはそれということで。 

 

今回はGRⅢ購入前に自分が見たかった感じの作例をいくつかあげました。
購入前にGRⅢの作例をいくつか探したら、おしゃれな街中スナップ写真や壮大な風景写真など素敵すぎる写真が多くてね。
ちょっと凄すぎて遠い存在すぎるというか庶民派な写真を見つけるのが難しかったから。。。(ただの検索下手ともいう)

だから、もしGRⅢを買うか迷ってる人がいて、この庶民的な作例で購入の参考になれば嬉しいです。

 

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GRIII

私はGRⅢを買った目的の
「いつもカバンにいれておけて、そこそこ綺麗に撮れる小さくて軽いカメラ」
という条件が満たされて満足です。 

 

野良猫だってすぐ撮れる。
気軽に撮れるってなんて素晴らしいんだ。
 

▼山で撮った作例はこっち。現像についても少し書いてます。

www.ebikanix.com

 

 

35mmで思ったより自然に撮れた

夕暮れ時。
心地よい風が吹いてる草むらの中から野良猫がこちらを見ていた。

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5D Mark III / EF35mm F2 IS USM

何枚か撮影してる間、草と同化した長い毛がサワサワと一緒に吹かれている様が自然でなんかよかった。語彙力が足りなくて上手く言えない。

野良猫と自然の相性いいなあ。

 

猫を撮る時は望遠ズームAPO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMか、標準ズームEF24-105mm f4 IS USMが多い。
でもこの写真は珍しいことに単焦点のEF35mm F2 IS USM。

猫に近寄って狭い構図になる癖はぬけてないけど、いつもの写真よりその場の空気がそのまま出ていいなあと思った。
35mmのレンズって演出感が少ないのかな。

 

 

数日ぶりに記事書いたー! わーい。

30日連続でブログを書こうと思ってたけど、2週間でその決意は砕け散ったからね・・・。

急に忙しくなりブログを書く時間がとれないだけでなく、気に入った人のブログを見る時間もなくなって、あっという間に数日が経ってた。ちょっと面白くない日々だった。

そもそも文章を書くのが苦手でひとつの記事を書くのに時間がかかるから、まとまった時間がないとブログ更新できないのが問題なんだよね。

普段、自分の考えをまとめて文章にすることが無いので「自分の考えを書く」ブログ更新って毎回大変。頭の中で考えがこんがらがってるし。

でも客観的に思考を整理して書く作業は、自分が意識してなかった思考や癖を知ることができて良いことだと思うんだ。それにあれこれ考えて書くようになってから、自問自答する時の思考がまとまりやすくなったし。
「自分の考えを書く」というか「思いを文字にする」ってのは、脳に良い刺激がいってる気がする。

我ながら単純。いいね!

 

 

 

望遠レンズで見返り美猫

地域猫が沢山いる場所へ猫を撮りに行くぞ!と決めて望遠ズームレンズを持っていきました。
強い決意です。
なぜならカメラボディと合わせた重量が約2.3kgだから・・・。重い。トゥーヘビー。

 

肩にずしりと重みを感じながら猫いないかなーと歩くこと数分。

 

いたー!!!!!

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

興奮してブレる。(いつものこと)

呼吸を落ち着かせて、もう一度シャッターを切った。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

おお、美猫。
目力すごいな。警戒してる。

でもその鋭い視線が野生感あふれてぞくぞくする。
いい目をしてるよなあ。

目力効果で、長いヒゲが垂れていたり毛がパサパサしてるのもオシャレに見えてくる。不思議。

 

今回は望遠ズームレンズだから猫に近づいて逃げられることもなく撮りやすい。しかも後方がボケるから猫が浮き立つ。
いつも使う標準レンズより非現実感あって撮ってて面白いね。

 

イケメン猫はしばらくこっちを見てたけど、私が近づかないと分かって安心したのか視線を外した。

そして、この表情。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

表情が少し柔らかくなってかわいい。
いい顔してる。

 

苦労して望遠レンズを持ってきた甲斐がありました。
やっぱり猫撮るなら望遠ズームレンズだね!

って思うけど、実際はそんなにズームレンズ持ち出さない未来が見える・・・見えるぞ。

 

後で気がついたんだけど、過去にも同じ猫を望遠で撮ってたよ。よく見てみたら顔の模様一緒。全然気がつかなかったw

 

今回はLightroomの現像時、いつもと違うカラコレをしてみた。
最終的に個性的な毛の雰囲気は残せたと思う。前回は「毛」が見えなくなっちゃうから諦めたんだよね。
進歩かこれは!(撮影時の設定とレンズ性能の影響が強い気もするけどね!)

それと目ヤニと鼻水を少し消した。全消しではないからよく見ると分かる感じ。なんかさ、アップになってるのに目ヤニ鼻水が目立つとかわいそうって思ったんだよね。


整形級の修正はどうかと思うけど、せっかく被写体になってくれたから綺麗な写真で仕上げたいという個人的な考え。
野良猫のありのままを写して仕上げるってのも、もちろんあり。
時と場合によるのかな。難しいね。

 

 

野良猫の衣替え

桜が咲く季節。


とっとっと。
ふくよかな体つきの猫が歩いてきた。 

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5D Mark III / EF135mm F2L USM

春は猫の衣替え、換毛期。
毛に段がついて束っぽくなってる。毛の抜け始めかな。
室内飼いの猫と違って野良猫は屋外の気候をダイレクトに反映するね。

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5D Mark III / EF135mm F2L USM(拡大)

拡大して見ると、毛の量すごい。
長毛種の野良猫って毛づくろいが大変そう。絶対に舌疲れるやつやん。

 

こうして見ると135mmの単焦点って大胆に拡大してもけっこうキレがある。
撮ってる時にピントがビシってするからモニタ見ておおっと感動するし、光とかちゃんと意識すると綺麗に撮れて「麗しい」って感じ。(語彙力が追いつかない)
ただ、この写真は猫を見つけていつものように興奮して撮った写真だから麗しさもないけど・・・本当に135mmF2いいレンズだよ!

よく使う標準ズームのEF24-105mm f4 IS USMはキレがなくてフワフワしてるから、たまに135mm使うと感動!からの手ぶれ補正が効かず覗いたファインダーの視界がすごくブレて驚く。

使うの難しいんだよ135mm・・・重いし・・・あんまり持ち出してないよ!はは!
高かったのにね。
これレンズ沼あるあるだと思う。

 

ちなみに24-15mmで撮った猫がこちら。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

凛々しい顔で香箱座りしている黒猫は左目が負傷してました。野良猫って目の病気になりやすいよね。

 

猫って遠くから撮影してるとジッと見つめくるので、ついつい見入ってしまう。

野良の鋭い目、好きです。

猫の毛色って自然と同化しやすい

夕方に公園を歩いていると・・・あ!

猫だああああ!(猫好き)

 

野良猫を発見した。

 

幸運にもカメラを持っていたので、速攻撮影。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

公園の草木と同化してるわこれ。

公園に擬態してるわこれ。

ていうか顔写ってないわこれ。

 

くそうと思いながら猫を探すと植木の奥にいた。私の手が届かないと分かっているのか、どっしりと座っている。
今持ってる標準ズームのレンズでは遠くから撮影することが出来ない。カメラを持っていたのは幸運だけど、望遠レンズを持って来なかったのは不運だったかも。
しゃがみながら敵じゃないアピールをしつつ、猫にじりじりと近づいてズームを目一杯伸ばして撮影した。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

やぱっぱり公園の草木と同化している。

そして絶妙に手が届かない猫らしい距離感。くそう、かわいい。

目の上の縦線が左右で違うのもかわいい。

 

ここでちょっとおしゃれな写真も撮ってみたくなり少し離れて広い感じで撮ってみたら、夕暮れの植木観察写真が撮れた。猫は写ってなかった。そりゃそうだよね、植木の奥にいるんだもん。

32GのSDカードは空き容量がたっぷりあったけど植木観察写真はいらない。速攻で消した。

 

しばらくニャーニャー喋りかけてみたり、視線を外してみたり、その場を離れてみたり、自分無害ですよアピールしてみたけど猫はフルシカトで虚空を見つめていた。不審者だったよね。邪魔してすまんな・・・猫。

 

ひとなでしたかったなあと思いながら帰ろうとした時、

いたあああああ!ねこっ!猫だあああ!(猫大好き)

 

再び撮影。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

またしても土と同化してる。擬態度が高い。そしてかわいい。

シャッターを押す直前、なんかよく分からん写真になりそうと感じたけど「これだ!」っていう構図や位置どりが何も思い浮かばなくてそのままシャッターを押した。「猫かわカシャ」って感じで。

 

撮影後、背面モニタで見た写真の第一印象は「猫はかわいいのによく分からん写真」だった。なんか違うんだよなあ。

で、手前の木をひっかけたら奥行き感でるかなと思いついた。

トラ猫は私の存在に気がついてない感じだったので静かに近づいて撮影。 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

あ、猫こっちに気づいてる。

あ、ひたいのマークMだ。猫ってM多いよね。

胸毛かわいい触りたい。

 

って思ったのかトラ猫の写真はこれ以外全部ブレてた。何枚か頑張って撮った痕跡はしっかり残ってた。植木観察写真のように消されてはなかった。はは。

何枚か写真を撮らせてくれたトラ猫と私の間には植木があり撮影中距離を縮めることができず、しばらくするとトラ猫はどこかに行ってしまった。

 

あーあ、猫ぜんぜん触れなかったなあとしょんぼりしていると、

あ・・・猫いたあああ!(猫超好き)

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

地面の土と同色の猫。

ここの公園猫、公園の色してるわ。

 

3匹目の正直!でしょうか、この猫は近くに寄っても逃げず触らせてくれました。毛がとても柔らかくてゴロゴロ喉を鳴らしてかわいかった。至福。。。

 

ギリースーツを着てる猫がたくさんいる公園。最高でした。

 

 

今回みたいに偶然に猫を見ると嬉しくなって構図とか忘れてしまうと改めて認識した。

現像で少し色いじればマシになるかなーって思ったけど難しかった。
草木の色を出そうとコントラストや彩度高くすると猫の毛が重い感じになるし、夕暮れのマゼンダ(?)とブルーが微妙に混ざった色はなんだか中途半端だし。
いろいろいじって分からなくなって、結局あっさりした感じで色調整をした。

日陰の中でくつろぐ猫

「光を意識して撮影する」猫編の続きです。

撮影していたら猫たちが木の裏、日陰で休憩しだしたので移動して今度は日陰撮影。

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

猫その1、毛づくろいしていました。ぺろぺろしつつカメラを意識してる目線。熱心な毛づくろいの成果か毛艶がいいです。

今いる場所は、先ほどまでいた日向とホワイトバランスやシャッタースピードが変わるので何度もシャッターをきって確認。

(登場猫については、こちらの過去記事をごらんください)

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

なにしてんの?って感じで毛づくろいをやめてコッチを見る猫その1。

「左上部に差し込む光」と「右下部の猫がいる陰」をどうすれば上手くとれるかなとシャッタースピードをいじったりなんだりしていてブレ写真を量産していた私が気になったようです。

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

どうなんすかイイ感じで撮れてるんすか、と先輩目線を向けてくる猫その1。この猫は、表情がころころ変わるので撮ってて面白い。とても人懐こい猫なのです。

 

そんな私と猫その1を見ていた猫その2。

この顔である。

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

はあああーん!

はあああーん!って顔してる。耳が後ろに向いてるからイラっとしてるっぽい。ごめんごめんと望遠で猫その1を静かに撮り続けて、数分後振り向いたら・・・

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

寝てた。すっごい寝てた。

枯葉に埋もれて毛色が溶け込んでるし。レンズを標準に変えて近づいてみると・・・

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

すっごい体勢で寝てた。

超くつろぎモード。切り替えはやっ。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

顔のアップも撮れたよ。

 

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

寝返りをしてスヤスヤ。優しい顔。

 

 

 ◆写真を見直してみて。

 

日向から日陰に撮影場所が変わるとWBやシャッタスピード、iso等設定が変わるので何がいいか試行錯誤だった。考えるのは楽しい作業だけど、その間にシャッターチャンスを逃すので、ある程度頭に次の設定をいれておくといいなと思った。

 

また、2枚目の写真は日向と日陰を左上と右下、対照的に入れる構図を作りたくて撮影。気に入ってる。猫の顔もいい。

ただ、残念なのは撮影場所の草が多く、手前にうっすら緑の草がかかってしまった。草をどかそうかと迷ったけど猫がどこかに行ってしまいそうだったので、そのまま撮影。今考えると猫たちはくつろいでいたから、草をどかして撮影してみてもよかったかな。

 

望遠で撮影を続行していたけれど、持っていた標準ズームでもう少し広めの写真を撮ってみても面白かったかなと現像して思いました。

 

また、今回は普段使っているiPadをサブディスプレイにしてLightroomで現像してみた。プリントアウトはしないので、スマホやパッドで綺麗にみれればいいかなと。いつも使う環境できれいに見れることでストレスが減りました。

iPadサブディスプレイ、なかなかイイ!

光の中を歩く猫

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

 

「光を意識する」と考えながらひたすら歩く猫その2を撮ってみました。

上の1枚は一番好きな写真です。いい位置に行ってくれました。素敵。

ここに行きつくまでの、猫その2を貼っていきます。

(登場猫については、こちらの過去記事をごらんください)

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

歩き始め。

お前・・・般若か。恐ろしい顔をしている猫。足先がかわいいのに、この顔である。ギャップ萌え。

しかし、歩くのが早くてピントずれるずれる。

この時、AIサーボや連射を使わず、ワンショットAFで撮っていて「ピント合わない・・・! もっとゆっくり、ゆっくり歩いて!」と猫に言ってました。しかし、猫は待ってくれずにスタスタ歩いていきます。

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

アングルが少し変わると普通の顔。きりり。

ピントが甘いのが残念ですが、般若顔とのギャップがいい。

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

猫その3とすれ違うも目線を合わせず進みます。背中から顔に受ける光がかっこいい。

 

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

途中で休憩。木陰でチムチした足に光が当たっている。毛づくろいは猫独特の丸みに体が変化して面白いですね。この猫その2はオスだけど、これがメスだったらもっと柔らかい曲線だったのかな。

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

草むらにイン。休憩中に撮影位置を移動したので、ローアングル狙えました。

写真下の草むらに光が当たって黄色になっている。これは切った方がよかったかな? 悩ましい。

 

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5D Mark III / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

猫あるある「急に立ち止まり振り返る」。

草むらは光と陰のコントラストがあって、その光の中を猫が歩いてくれたので写真を撮っていて楽しかったです。

この後、今日の記事1枚目の写真が撮れました。 

 

 

◆写真を見直してみて。

 

 前回の反省を生かして「光を意識」して猫を撮ってみた今回。

実際、光を意識すると被写体に立体感が出るので撮っていてハッとすることが多い。また、常に猫と光の関係を考えてるので、ただなんとなく撮るよりもシャッターを切るタイミングやアングルを深く考えたり、いつもと違う感じで写真が撮れて楽しかった。

まだまだ猫のタイミングがつかめず、ピントが甘いものが多くあったけれど好きな写真が沢山できました。

 

そして、現像して思った。

動く猫を狙うなら、もう少し連射とAIサーボを活用した方がいい・・・と!

次の課題は「AIサーボ」と「連射」です。

 

まだまだ猫写真続きます。