暑い暑い夏の日。
畑の作物や雑草に紛れて、ヒマワリみたいな花が咲いてたんです。
傾いていく日差しを背面から受けて輝いているなあなんて思っていたんですが・・・。
これ、ひまわり・・・。
じゃなくて、雑草みたい。
え、そうだったの?
近所のおばさんがウチに飾るわ〜なんて喋りながらとっていったよ。
綺麗に咲けば、雑草でも花だよね。うん。
暑い暑い夏の日。
畑の作物や雑草に紛れて、ヒマワリみたいな花が咲いてたんです。
傾いていく日差しを背面から受けて輝いているなあなんて思っていたんですが・・・。
これ、ひまわり・・・。
じゃなくて、雑草みたい。
え、そうだったの?
近所のおばさんがウチに飾るわ〜なんて喋りながらとっていったよ。
綺麗に咲けば、雑草でも花だよね。うん。
一ヶ月ぶりにカメラを持って撮影に出かけてみました。
観光地だったので、張り切って単焦点レンズ3本と広角ズームレンズ1本を持ってね。撮影目的で人混みに行くとか数ヶ月ぶり。楽しみで前日からウキウキで準備しました。
その結果。
ほぼ50mmしか使わなかった!
自分がズームレンズを使わないなんて珍しい。
人混みでレンズ交換がしにくかったってのもあるんですが、50mmずっと使っていると馴染んできて素直に取れる画角だなと思ったんだよね。
撮ってて楽しくて本当にたくさん撮ったなあ。
しかし、レンズをいっぱい持っていった意味とは・・・。
ズームレンズがないと心配であれこれ単焦点持っていってしまうんです。この癖治らない。
単焦点1本だけ持って撮影する人すごい。
さて。
50mmで撮った光が綺麗だった写真を少しだけ。
夕暮れ時にみつけた蜘蛛の巣。糸が虹色に光って綺麗でした。
反対に回って撮ってみようとしたら、大きな蜘蛛が巣の中央に鎮座していて撮影は中止。
裏から見ると蜘蛛の姿分かりにくいのにね。この写真にも蜘蛛写ってるんですけど、見えない。不思議。
くねった枝が三角を作っていたので、その中央に太陽を入れてみるチャレンジ。
眩しいので撮影する瞬間だけ太陽を見てシャッターを押して・・・少しずれた。
なんてったって眩しい。
目に太陽光の残像が残りました。
陽が落ちる前に照らされる彼岸花。
光が斜めに差し込んで植物が輝いていて、本当に綺麗だった。彼岸花の奥にある蜘蛛の巣もキラキラしてた。
他にも沢山撮ったんだけど、それはまた今度まとめようと思う。
自分がいいと思った瞬間を素直に撮るってのは楽しいね。
久しぶりに晴れた日。
なんとなく立ち寄った植物園が「バラ園が見ごろ」でした。
満開の時期は過ぎていたものの、見たことがないバラが沢山あってなかなか楽しい・・・!
バラって色んな種類あるんだなあ。
と思ったのが前回の話。
今回はその続き。
「赤い花びらが巻き巻きしてるバラ」についてです。
植物園に来る1時間ほど前まで雨が降っていたので、園内の植物にはコロンとした水滴がついています。
GRⅢのマクロモードで撮ると面白い・・・!
でもピント合わせが上手くできない・・・!
シャッタースピードが遅いのかな。難しい。
花を見つけては水滴を撮ることに夢中になっていると。。。
雨水を塊で蓄える赤いバラを発見。
こ、これは・・・
なんか綺麗。
花びらに丸い水滴がつくんじゃなくて、花びらの間に雨水が埋まってるのが面白い。飲めそうというか、透明な接着剤的なものを詰めたみたい。
あ・・・!
そうだ・・・!
「赤バラに雨水が綺麗に埋まってる写真を撮ろう」
突然思いついたので、今回はテーマ(?)を決めて赤いバラを撮影することにしました。
私は漫然と写真撮影するより何か目的やテーマがある撮影が好きです。その方が試行錯誤できて楽しいんだよね。
さて。
テーマを決めたので、早速目的のバラ探しへ。
赤いバラは目の前に沢山ある。どれがいいかなー。
・・・うーん、なんかいい感じのあんまり無い。
バラ園のバラは綺麗に咲いているものの旬が過ぎたものが多く、枯れずに咲いているものを見つけるのが難しい。
いいなと思っても、すぐ側に咲く他のバラが枯れていたり。
自分が撮れそうなバラがあまり無い。
何度かぬかるみに足を取られて靴が泥だらけになった頃、いい感じのバラを発見。
ルビーフラワーカーニバル。
たまたま品種をメモしてたバラ。おおぶりで派手なのに花びらが細かい。
綺麗に雨水が花びらの間に埋まっている。
なかなかいい。
でも雨水間が足りないというか、自分が撮りたいと思うのは、もっと雨水が花びらの間に埋まってキラキラしてる感じなんだよなあ。
もうちょっと違う赤バラを探します。
今にも咲きそうな赤いバラに埋まる雨水。
中央に溜まる雨水がまるで出目金レンズみたいだなあと思ったり、このまま水が飲めそうだなとか思ったり。
いい感じの雨水バラ。
他にも、違う感じのバラないかなあと探してみる。
雨水をたっぷりと蓄えたバラを発見!
横から見ると雨水の量が多いとよく分かる。
いい感じの角度がないかなあと左や右で撮影してみるも、なんだか上手くいかない。
周りのバラが枯れかけてるので、良い位置に主役のバラを置くと枯れた花びらが写ってしまうんだよね。
最後に、どうしようかとなんとなく違う角度で撮ってみたら、納得する一枚が撮れました。
真上からの赤バラと雨水。
中央の雨水が宝石のような輝きで綺麗だなあと思った一枚です。
横から撮影した時のように水の盛り上がり感はないけれど、見て綺麗だなと思いました。直感です。気に入っています。
ずっと水の膨らみを撮ることばかりに気を取られて、横からばかり撮影していたから気がつかなかった。真上もいけたんだね。
納得するものが撮れない時、いつもと見方を変えて軽い気持ちで違う角度から撮ってみる。
それだけで自分の発想から外れて、すごく考えて撮ったものより気に入った一枚が撮れたりする。
という良い体験ができました。
あ、シグマのレンズだいぶ前に戻ってきたんで、今度記事に書こうと思います。
あれから一ヶ月経つ。時が経つのは早いね。。。
何気なく行った植物園。
案内看板に「今のみどころ バラ園」と紹介されていた。
いつもなら興味なくスルーしてしまうところだけれど、今回はGRⅢを持っている。
バラ撮ってみたい!と思い、早速バラ園に行ってみることにしました。
雨上がりでヌカルんだ地面に時折足をとられながら行ったバラ園。
そこには一面のバラ・・・!
ではなく、まばらにバラが咲いてた。
写真は撮ったけれどアップする気になれない悲しい光景です。
どうやらピークは過ぎていたようで、バラ園の半分ほどが枯れてたり撤去されていました。あと2〜3週間早ければ満開だったかな。
ということで、まだ枯れずに咲いていて綺麗だなあと思ったバラの写真を撮りました。
淡い藤色が綺麗なバラ。(品種不明)
こんな色の花を咲かせる品種もあるのですね。影の落ちた箇所は濃い藤色になって渋い。
バラの側にあった説明看板を記録してなかったので品種が分からないけれど、いいバラだなあ。
他にも自分好みのバラがないか探してみる。
これはメルヘンツァウバー。
バニラのような甘さを含むフレッシュでフルーティな香り。
(たまたま説明看板を撮影していたよ!)
パッと見で牡丹の花を思い出した。
花が大きく派手。色がすごくいい。
残念ながら匂いを嗅ぐのを忘れた・・・。
カラードレスみたいなバラ。(品種不明)
花びらのフチだけ濃いピンクで不思議。
自然進化なのか、人工的に作られたのか。とにかく目につく派手さが面白い。
見てて元気になる色づかい。
白いバラ。(品種不明)
シンプルに一輪はみ出して咲いているのが目に止まって撮影しました。
床の間に飾りたい感じ。花びらの少ない白い牡丹みたい。
あぁー、またバラが牡丹に変換されてしまう。花の知識が乏しすぎるんだなあ。
それにしてもこれ・・・バラだよね。
バラ園に咲いてたし。
私は花に疎いので、バラと言えば「赤い花びらを巻き巻きしてる品種」を想像するんですが、もちろんそんなことはなく。小さなバラ園ですら「赤い花びらを巻き巻きしている品種」以外が沢山ありました。
なるほどね。バラ園って特別区画作られるわけも納得。
バラって今まで興味なかったけど、見ててすごく面白い。
綺麗っていうより派手だし。品種多いし。
いつかハウステンボスのバラ祭に行ってみたいなあ。
あ、そうそう。
「赤い花びらを巻き巻きしてる品種」も撮影したので次回記事を書こうと思います。
▼赤いバラについての記事はこちら
梅雨の時期に咲くアジサイ。
色んな人のブログでアジサイが赤、青、白と色とりどりに咲いている写真を見ました。
実物もいいけれど、写真で見てもやっぱり綺麗だなあと思ったわけで。
そして気がついたんです。
私は今までアジサイを撮影したことがない、ということに・・・!
気づいたのは六月も終わる頃。一部のアジサイが枯れ始めた時期。
私はアジサイを初めて撮影しました。
という思い出の記事を今日は書こうと思う。
初めて撮ったアジサイ。
小玉ながら生き生きと咲いていた一輪。
目に入って思わず撮りました。
「アジサイ」と言われれば、この色を思い出します。
▲この記事で使った写真だよ。
ハイキング中にも撮影しました。
市街地より涼しい山は、アジサイが咲き始めた頃でした。
光がスポットのように当たってる様子が綺麗だったなあ。
いつも見るアジサイは餅みたいな楕円形だったから、この形は新鮮に感じる。
同じ山でも日当たりが良い場所では、アジサイが満開だった。
細い茎で大きな頭をよく支えられるね。
ピーンって伸びてるのが印象的なアジサイの群れ。
▲この記事で使った写真だよ。
さらに日が暮れる夜七時頃。
ちょうど満開っぽい紫陽花を見つけてウキウキで撮影したところ・・・
はい、ぶれる。
動いてないものなにブレるとは。やりますね私。
シャッタースピードが遅いまま撮ってた。
よくやるんだよね。はっはっは。
気を取り直して撮影。
装飾花(花びらっぽいところ)がフワフワしてる感じ。丸く柔らかい装飾花の表面に筋が沢山ついてるなあと気がついたり。
赤い装飾花でも中央の丸い花のつぼみ(っていうのかな?)が青いってことに気がついたり。
紫陽花が小さな花を咲かせている。
ミニ花・・・!
装飾花の中に花が咲いて、花の中に花が咲いてるように見えたり。
近くで見ると、手先が器用な職人が作ったような繊細さ。
装飾花のフチはまるで乙女チックなレースみたいってことに気がついたり。
紫陽花を画角いっぱいに撮りたくて、ほぼ寄りのアップ写真ばかり。空間を感じられない写真を撮ってしまう癖が強く出てる。ああ・・・
って落ち込んだりもしたけれど、それが紫陽花をよく見るキッカケにもなったので良かったかもしれない。
同じような写真の連続だけど、よく見ると花はそれぞれ違うんだよね。
当たり前のことに撮影後に写真を見て初めて気がついた。
撮影中はピントが合ってるかなあとか紫陽花の位置ばかり気にして、写ってるものを見てなかったので気がつきませんでした。
見ているけど、見えてない
ってことですかね。
そして七月上旬。
今年最後のあじさい。
装飾花のフチは変色し枯れ始めてる。
梅雨も終わり、夏がくるなあ。
夏。
陽当たりの良い花壇で茎を真っ直ぐに伸ばし、花を鮮やかに咲かせているヒマワリがあった。
小さな花壇に何輪ものヒマワリが咲いていて、ピンと空に向かって咲いていた。曇りだったからか、花が向いてる方向はバラバラだったけれど。
ああ、夏が来たと実感する光景。
隣にも同じ大きさの花壇があり、同じようにヒマワリが植えられていた。
しかしこちらの様子はだいぶ違っていた。
花びらは落ち、色もくすみ、茎は頭上の重みでしなり曲がっていた。
さして条件が変わらない隣り合わせの花壇でこんなにも違う結果が並ぶと、何があったか気になってしょうがない。
植えられた時期が違うのか、品種が違うのか、肥料が違うのか、長雨が原因か・・・はたまた愛情が足りないのか。
考えても答えが出ないので、原因を知りたくなった。
しかし花を世話している人が近くに見当たらず、原因は推測するしかなかった。
花に疎い私にはそれっぽい正解も出せなかった。
花は何も言わず咲いて枯れていく。聞いても教えてくれない。
不可解なことが起きると原因を知りたくなるけれど、本人やモノが何も言わないならソレが見せてきた表情や変化で察するしかない。
問題の原因を知って改善するのはいいことでもあるけれど、時に余計な世話でもあるだろうし。よかれと思って・・・なんてのは自分の思い込みな場合もあるわけで。
花がどうして枯れたか知ったところで「へーそうなんだ。ふーん」と己の知的好奇心を満たすだけで、結果が変わることはない。
答えなんて出ないし分かったところでどうにもならないことを考えて悩んでしまう。
考えるのが無駄ってわけではないけれど。
考えすぎる意味を考えて、無間地獄にハマってしまった。
なんてことを2つの花壇を見ながら思った初夏でした。
植物に光が透過してる様が好きです。
こんな風に緑の葉を広げた木の下とか、じっと座ってるだけで気持ちがいい。
子供の頃、登りやすいケヤキがあったのでよく登っていました。面白かったなあ。
登るといつもより目線が高くなって、それだけでいつもの場所が特別な感じがしてとても気持ちよかった。地面を歩く友達と違う世界にいるような気がしたもんです。
今は体を持ち上げる際の重力が強力すぎで木登りなんて出来そうにない。悲しい現実・・・。
薄い葉が光を受けてるのも好きです。
フラットな緑色の葉が、光の強弱で透き通った蛍光色に変化して面白い。
澄んだ色になるよね。
人間も手のひらを太陽に透かしてみると、まっかに流れる血潮が見えるわけで。自分の手も少しだけ透けて見える気もする。
ただ植物と違って、肌表面の色とは違う皮膚下の赤色が透けてくるのもまた不思議。
この花は写真で撮るより肉眼で見た時の方が活き活きとしていた。
花の名前に疎いので分からないけれど、肉厚な葉をもつ花だった。
光を浴びて咲く睡蓮。
花びらが発光してるように見えて綺麗だった。
最近、人を撮ることがないので植物を観察して写真を撮ってばかり。今まで目を向けていなかったから、些細な気づきが面白いね。
綺麗だなあと思って眺めることも多いし。
大好きな猫と違って動かないけれど、見ていると癒されますね。
春。
写真を練習しながらブラブラ歩いていたら日が傾いてきたので帰ることにした。
木々の向こうから柔らかい太陽の光が射して、疲れた体に染みる。
昼間は少し暑かったのに、少し肌寒く感じる夕暮れ時。目に見えて陽が落ちていく。
綺麗だなあと思って、目の前の光景を撮った。
夕暮れって優しい光で落ち着く。
その一方で光がなくなって夜がくる。1日の終わりに近づくから寂しく感じる。
優しい気持ちと悲しい気持ちが混じるなと子供の頃から思ってた。
不思議な時間だね。