少し前の思い出

野良猫、小旅行、日常など少し前に撮った写真についてあれこれ考えるブログ。時間差すごいよ。

RICOH GRⅢで少しだけ雨の中撮ってみた

雨が降り続いてる。
私がジメジメとしている一方でジャングルと化した庭は活気づいています。

水を弾く葉

GRIII

水を弾く葉。
この構造を人間の肌にも応用して永続できれば、人類の肌の悩みも幾分かなくなりそう。
なんて思いながらGRⅢでマクロ撮影した。

 

ちなみにGRⅢは防塵防滴じゃない。濡れたらダメ。雨には弱い。
そして私は気をぬくと、カメラボディが濡れても気にせず撮ってしまう癖がある。
傘をさしながら、濡れないように濡れないようにと考えて撮影してたら小股になってた。
もどかしい・・・!

 

強くなる雨を気にしつつ周囲を見てみると、地面にカタツムリが沢山いたので撮影してみた。

 

写真を再生して拡大。
ピントちゃんときてる。
GRⅢって、虫も、くっきり、撮れるんだ! 
カタツムリの表面ってブツブツす・・・

 

鳥肌たった。

速攻で写真を消した。

 

私はカタツムリの高画質画像に耐えられませんでした。

 

 

雨きたー!って咲く花

GRIII

雨よー!

って感じでルンルンな花。名前は分からない。

茎が折れてる

GRIII

おお、花の茎が45°に曲がってる。

茎が折れても折れない花の気持ち

GRIII

それでも花は咲いてる。
茎が曲がってるのは関係ないみたい。元気!


他にも何か撮ろうかなあって濡れないように小股で移動したら、

グワッシャ

って足元でせんべいを踏んだような音が。

 

わあああ。

鳥肌たった。

 

カタツムリ、ごめん。

雨の日の撮影ってハードル高い。

 

 

RICOH GRIIIでハイキングしながら自然を撮ってみた

「いつもカバンにいれておけて、そこそこ綺麗に撮れる小さくて軽いカメラ」

そんなGRⅢを手に入れ、ウキウキしながら食事やら何やら試し撮りをしたあの日から数日が経ちました。

 この続き的なものです。 

 

もう少し試し撮りをしたいと思っていたので、晴れた日にGRⅢを持って山へゴー!
ハイキングがてら自分が欲しかった「自然系」の作例を撮影してきました。

ちなみにGRⅢはサブカメラで、メインカメラはEOS 5DⅢ(レンズは50mmと16-35mm)。
GRⅢは作例目的で撮影しており観光地について詳しく書いてませんし、この記事もGRⅢで撮った写真しか載せていません。
いつかEOS 5DⅢの写真でハイキングの詳細を記事にしたいと思ってます。未来の私、書いておくれよ。

 

 前置きが長くなりました。

 

 作例ついでに今回のテーマ
「自分で見た感じの雰囲気を再現する」です。

 

そして向かった場所はこちら! 

 

大滝渓谷(愛知県豊田市)

春は梅や桜、夏は緑、秋は紅葉と季節ごとの山の彩りなどを楽しめます。平成31年2月に「王滝湖かけ橋」の補修工事が完了し、きれいに塗り直されました。(豊田市の公式観光サイトより)

 

「大滝湖かけ橋」
大滝渓谷で検索するとよく見るあの赤い橋ですね。
これを目指してハイキング撮影開始です。

 

よく整備された田舎の県道から、大滝渓谷入り口に行くと・・・

緑のトンネル

GRIII(Lightroomで現像)

すぐにこんな景色。薄暗い緑のトンネルが続きます。
大量の青もみじが太陽の光を透かしている様子がとにかく綺麗。そして涼しい。
すぐ側に川が流れていて、そこからの冷たい風で蒸し暑い夏でも気持ちよく歩けます。 

 

見たまんまの写真はGRⅢだと撮りやすいね。
誇張なし、ありのままが撮れた。

イメージコントロール(色設定的なもの)をスタンダードで撮影したので、現像時にコントラストを高くして見た時と同じ鮮やかな緑にしました。スタンダードのままだと実際よりくすんで見えたので。
夏って緑が鮮やかだから、イメージコントロールはビビッドでもいいかも。色が濃くハッキリでて夏っぽい。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

壁のシダ植物や苔。潤ってツヤツヤしてた。
前日に雨が降ったので壁の緑もしっとり。

 

これは壁ぎりぎりまでGRⅢを近づけてレンズを上に向けての撮影しました。カメラが小型だから、中腰で液晶を見ながらのピント合わせも難しくなかったよ。

緑鮮やかな植物が太陽に向かってスッと伸びてる感じを撮りたかったんだけど・・・ボケが上手くコントロールできなくてよく分からない写真になってしまったのは反省。

 

曲線がきれいな木

GRIII(Lightroomで現像)

まるでダンサーみたいな楓。線が細くてちょっと色っぽい。
私好みの木です。

楓の幹がよく見えるように明るく撮影したら葉の色が飛んでしまったので、暗めに撮影して現像時に微調整しました。
現場で見た葉の透き通る感じを出したかったんだよね。
 

さて。

 

ハイキングコースからすぐ下を見れば、岩の合間から水が流れる光景が目に入ります。水が糸みたいになる例のアレを撮りたかったので、シャッタースピードを遅くして手持ちで撮影してみた。(三脚は持ってなかった)

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GRIII(Lightroomで現像)

糸感が少ないけど、それっぽくなったと思う。


でもね


ブレてる。

・・・ブレてる!

・・・・・・だよね!

GRⅢならスローシャッターでも手ぶれ補正があるから手持ちでもいける的な記事をどこかのブログで読んだけれど、私には出来なかった・・・。シャッタースピード遅くするだけじゃダメなんだね。
次回はちゃんと撮影方法を頭に入れて挑みます。

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GRIII(Lightroomで現像)

途中にいくつか休憩用のベンチがあるので、そこに座って撮影。
見たままが素直に撮れる。


道が舗装されているのでベビーカーを押して歩く家族連れがいたり、元気に歩く幼稚園児もいました。大滝渓谷って子供でも歩けるハイキングコースなんだね。
私は日頃の運動不足がたたって、しばらくベンチで休憩してたよ。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

赤い吊り橋。
橋の出入口に楓が生い茂ってるから秋は紅葉が絵になりそう。
歩くと揺れるものの、しっかりとした作りで怖くなかったよ。

 

ここを撮る時けっこう迷いました。空の色が飛ばないように暗く撮影すると、手前の手すりが黒潰れしてしまう。逆に手すりを黒つぶれしないよう撮影すると、空が白飛びする。
最終的に手すりが黒つぶれしない程度の暗さで、空は少し白飛びさせて撮影しました。

Lightroom現像時に白を抑えたらパープルフリンジ(紫の境界線みたいなもの)が楓の葉周辺に少し出たので補正。

もっと暗く、アンダー気味で撮影した方がよかったのかも。
でも、どこまでアンダーにしていいのか分からないんだよね・・・ヒストグラム見て明るさ管理すればいいのかな。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

再び橋。
ここも明暗差が強かった場所。赤い橋の場所ほどじゃないけど。


暗めに撮影後、少し明るく補正。
見た感じはこんな感じだったかな。
 

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GRIII(Lightroomで現像)

一輪のアジサイ。
柔らかい光がこのアジサイだけに当たっててスポットライトみたいだった。

周辺減光で少し周囲を暗くして、ちょっと強調してみた。色やコントラストは変えず、撮ったまま。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

群れてるアジサイ。
街中のアジサイは枯れはじめてるけど、涼しい山中では満開の時期。生き生きしてる。

ちょうど正午ぐらいで光が強く影が濃かったので、現像時にコントラストを少し低くして色を柔らかくしました。
2枚目のシダ植物を撮った時と同じく、ボケを上手く使えなくてガチャガチャした写真になっちゃった。こうゆう時ってもう少し寄るへわきか、引くべきか。撮影時の位置どりに悩む。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

そして岩の群れ。
散策道を歩くと岩に囲まれた場所にも行けるんだよね。別世界みたいで面白かったよ。

ここは木や岩に囲まれて暗い場所でした。
最初は暗いまま撮ろうとしたけど、右側の岩辺りがとても暗くて岩の影が潰れてしまいそうだったので明るめに撮影しました。
(ちなみに水を糸みたいに撮りたくてシャッタースピードを遅くしました。水が少なくてよく分からないから効果的じゃなかったけどね。でもブレなかった・・・! 手ブレ補正効いてた!)

現像では露光量・ハイライト・白レベルを下げて、実際の暗い雰囲気に近づけました。岩影が濃いところは補正ブラシで選択し、露光量をあげて岩の形を出したよ。

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左:撮ったまま 右:Lightroomで現像

こんな感じ。
字で説明するより、見た方が早いよね。

明暗差がある時の写真難しい・・・!
どうやって撮るのがいいのか分からん。
木が多くて暗い雰囲気出すように暗く撮ってるけどこれでいいのかな?


なんて試行錯誤しながら色々撮ってると目的の赤い橋に到着。

 

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GRIII(Lightroomで現像)

青空の下の赤い王滝湖かけ橋。
でかいー! 映えるー! 赤いー!

大滝渓谷には橋が沢山あるのですが、この橋だけ木より高い位置にあるので目立つ!
数年前に塗り替えたばかりなので赤が眩しいっ・・・!

 
この巨大な大滝湖かけ橋までは、大滝渓谷入り口から1時間ぐらいで到着します。
私は撮影と休憩が多かったから2時間ぐらいかかったよ。

 

 

◾️GRⅢのバッテリー持ち&熱について

メインカメラはEOS 5DⅢだったので、サブカメラのGRⅢは90枚程の撮影。バッテリー交換はしなかった。がっつり撮らないならバッテリー1本でいけそう。公称の200枚でバッテリー1本は無理っぽいけどね。

そうそう、続けて撮影してるとすぐにGRⅢ本体に熱くなりました。特にグリップ辺りがすぐ熱くなる。手ぶれ補正と液晶表示で負担が大きいのかもしれない。

 

◾️GRⅢをハイキング中に使ってみて 

軽くて小さいボディ、広角レンズ、ある程度は設定のコントロールができる、明暗差があってもRAW撮影して後で補正できるってのは魅力的。山歩きにも使いやすいカメラだなって思いました。

そしてGRの純正ハンドストラップを手首に固定してカメラを持ってたおかげで、重い一眼レフを首にかけた時のようにストラップが汗びっしょりなんてことにもならないのは快適だった。
ハンドストラップが手首にしっかりついてるから手を離してもカメラが落ちることもなかったし。
手ぶら状態で手が涼しい。これが地味によかった。

 

ただね、大自然の中にいるともう少し広く撮りたい・・・ワイドコンバーションレンズが欲しいと思うことはあった。これは心の奥にしまっておこうと思う。

www.ricoh-imaging.co.jp

 

すべての写真を撮影後Lightroomで現像したけれど、GRⅢのカメラ内現像でもだいたい同じ感じで現像出来そう。そんなに難しい補正してないしね。

撮影そして現像を経て、今回のテーマ「自分で見た感じの雰囲気を再現する」は達成できたかな

 

 

簡単に記事を書こうと思ったのに長くなってしまった。
撮影楽しかった。うん。

 

RICOH GRIIIを買って街・花・食事とか撮ってみた

「いつもカバンにいれておけて、そこそこ綺麗に撮れる小さくて軽いカメラ」

 

ずっとそんなカメラが欲しかった。
スマホでもいいけど、私のスマホカメラは本当に駄目で・・・。

 

どうしようかなあと悩んで数ヶ月。

 

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

RICOH GRIII
給付金が入ったので買いました!わーい。

 

18.3mm(35ミリ判換算28mm相当)F2.8と明るいレンズ。
そして何より小さくて軽いのがいい!本体が約257g(バッテリーとSDカード込)だから250mlのペットボトルぐらいの重さかな。
いつも持ってる一眼の半分以下。
片手で撮影しても手が震えない。さいこー!

 

本体と一緒に購入したもの。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

左上から時計周りに
JJCの金属レンズキャップ、充電器、ケース、純正ハンドストラップ、バッテリー。
写真に写ってないけど、液晶保護フィルムも買いました。


1 JJCの金属レンズキャップ
GRIIIをケースに入れず本体のまま持ち歩くなら、装着しておくとレンズのホコリ侵入防止になりそう(まだ数回しか使ってないから分からない)。
ただし電源入れる前にレンズキャップを外さないと、レンズがせり出した時にキャップが押し出されて落ちるから注意。レンズに負担かかるので電源入れる前にキャップを外す必要あり。

2 充電器
本体に直接USB-Cを挿して充電出来るが、USB-Cの蓋が硬くて開けにくい&頻繁に充電するので充電器があると楽。必須。(初期付属されてない)

3 Loweproコンパクトカメラ用ケース 0.3L 
ポケットがないカバンの中に入れっぱなしにするので購入。バッテリーとSDカードの予備が入る前ポケットもあって、GRⅢが丁度入るサイズ。カバンの中で他の物に干渉されなくて良い。JJCの金属レンズキャプしたまま入るよ。

4 ハンドストラップ
初期装備にもストラップついてるけど、個人的にこのハンドストラップの方が使いやすそうだったので買った。しっかりとした皮製品。手首につけると締められるので楽。

5 予備バッテリー
公式では200枚撮影可能と言ってるが、200枚以下でバッテリーが切れるので予備があった方が心が落ち着く。たくさん撮る人は予備バッテリー2個必要だと思う。

 

色々考えて買ったこの付属品。
でも、JJCの金属レンズキャップは買わなくてよかったかも・・・。
だってレンズのホコリ防止用に買ったけどケースに入れてるから必要ないんだもん。


それに撮影時「ケースから出す→キャップを外す」と2段階の手間が思ったより面倒だったり、電源を入れた時にレンズキャップを取り忘れて、レンズが当たって勢いよくキャップが飛んでいったりした。
ケースある人は買わなくていいと思う。私はすぐ封印した・・・。
あ、本体をケースに入れないでポケットに入れてる人にはいいかも。レンズへのホコリ侵入防止できそうだよ。

 

 

さて。
アクセサリも揃ってGRⅢで試し撮りしたので、いくつか写真をのせます。
「街」「散歩中に見つけたもの」「花」「食事」
自分がこれから撮りたい系の作例です。


▶︎夜の街

crossing at night

ほぼフルオートで撮ったのがこれ。RAW現像なしのjpg撮って出し。
これはFlickrにアップしたから、写真をクリックするとオリジナルの大きいサイズで見れるよ。

明るい交差点ってのもあったけどノイズも少なく綺麗に撮れた。スマホのカメラより断然いいので満足。
AV(絞り優先)モードとiso800のみ設定して、あとはすべてカメラまかせ。

ISO1600以上になるとノイズのりそうだけど、ブログやSNSに縮小して載せるぐらいなら問題ないと思う。

 

▶︎日中の撮影

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GRIII

バリアングル式みたいに画面が動かないのでローアングル時に不便だったけど、当たりをつけて撮ればいけるのでまあいいかな。 

ちなみにこの3枚は先日CANONのEOS 7Dで撮影中に一緒に撮影したから同じ感じだよ。


▶︎花のアップ

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GRIII マクロモード

GRⅢはマクロモードにすると6cmまで寄れてアップも簡単に撮れた。

この写真はローアングルで撮ったので、画面がちゃんと見れずピントが少しシビアというかAFが上手く合わなかった。慣れれば簡単にマクロ撮れるのかな。


▶︎食事

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

個人的に一番撮る予定の食事。
よくあるファミレスの定食も座ったまま撮影できるのは良いね。
少し暗めで撮ったのでGRⅢ内でRAW現像して明るくしたら簡単に補正できた。

ついでにアップも撮ってみる。

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

寄ってF2.8で撮れば簡単にボケる。
私のスマホカメラは残念すぎてボケ不可能なので、これが出来るのは嬉しい。

 

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

少し引いて撮ればそんなにボケずにも撮れる。

これで・・・
これで念願のふらっと店に寄って食事をした時、楽に料理が撮れる!
私のスマホカメラは本当に以下略だったからさ。

 

▶︎カメラ内現像

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GRIII(カメラ内でRAW現像)

カメラ内のRAW現像で彩度をあげて色をビビットにしたり、周辺減光で四隅を暗くしてみた。
比較対象がないからよく分からんけど、写真が少し派手になった気がする。

他にもモノクロが4種類あったりポジフィルム調やレトロなど、色加工が簡単に出来る設定もあって、色を変えてみるだけでも雰囲気が変わって楽しい。
ネットでGRⅢの写真探すとモノクロ写真をけっこう見かけるので、モノクロ好きな人にはよさそう。
撮影後にカメラ本体で色や明るさをいじって現像した写真を、RICOH公式アプリ「image Sync」でGRⅢから自分のスマホに転送してすぐ友達にあげられるのはいいなあと思った。

 

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GRIII

GRⅢだとスマホと同じぐらいの画角で撮れるから違和感く撮影出来るのもいいよね。
ただズームが出来なくて、もどかしく感じる時もあるど、まあそれはそれということで。 

 

今回はGRⅢ購入前に自分が見たかった感じの作例をいくつかあげました。
購入前にGRⅢの作例をいくつか探したら、おしゃれな街中スナップ写真や壮大な風景写真など素敵すぎる写真が多くてね。
ちょっと凄すぎて遠い存在すぎるというか庶民派な写真を見つけるのが難しかったから。。。(ただの検索下手ともいう)

だから、もしGRⅢを買うか迷ってる人がいて、この庶民的な作例で購入の参考になれば嬉しいです。

 

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GRIII

私はGRⅢを買った目的の
「いつもカバンにいれておけて、そこそこ綺麗に撮れる小さくて軽いカメラ」
という条件が満たされて満足です。 

 

野良猫だってすぐ撮れる。
気軽に撮れるってなんて素晴らしいんだ。
 

▼山で撮った作例はこっち。現像についても少し書いてます。

www.ebikanix.com

 

 

生産終了コンビCANON 7DとSIGMA 30mm

久しぶりの外出撮影。ぶらっと出かけました。
一人カメラサークルごっこです。
 

今日のお題
「久しぶりの外出で、久しぶりの機材を使ってみる」

使用機材
カメラ:EOS 7D
レンズ:SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM

カメラレンズ共に1年以上ぶりの使用。
たまには使わないとカビが生えるんじゃないかと不安だったんだよね。

ちなみに30mm F1.4 DC HSMはArtじゃないです。
生産が終了した古いレンズです。検索したらSIGMAのページでひっそり紹介されてた。

 

7Dを買った時に某写真ブログがコスパが高いとオススメしてたので買った SIGMAの30mm。(2万ぐらいだったような)
当時はカメラ超初心者だった私。
ズームが出来ない単焦点レンズの存在を知らず、買った後にこのレンズがズームが出来ないと知って絶望し速攻返品しようとしました。

▲5D3と30mm F1.4 EX DC HSMを一緒に使った時の話

 

安くて明るく撮れる高コスパの30mm。
勢いで買って速攻売りとばそうとした30mm。
ズームが出来ない単焦点レンズの存在を教えてくれた30mm。
APS-C用レンズでフルサイズの5D3で使えない30mm。
結局ほとんど使わなかった30mm。

 

そんな思い出浅いレンズを持って、一人カメラサークル開始です。

外出して写真撮るのは久しぶりなので、レンズとカメラも久しぶりセットにしてみた。
撮影予定の場所に到着してウキウキしながらファインダーを覗くと・・・

 

ゴミが!

3つも!!!

見える!!!!!!!!

 

絶望した。
撮影する前に帰ろうかと思った。


ゴミか? カビか?

防湿庫じゃなくて安い防湿ケースがいかんかったのか!
強力乾燥剤入れてたのに!!

うわああああん。

って一人で落ち込んだ。

 

でも、せっかく久しぶりの外出撮影なのでシャッターを押す。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

いい感じに写真が撮れてた。キレがいい。
問題のゴミは全然見えない!
テンションが上がるー。やほー。


ゴミはレンズ以外についてるみたい。よくないけど、よかった。一安心。
自宅に帰ってから掃除することにして、撮影を再開。

 

瓦のアップも撮ってみる。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

アップはキレがいいなあと写真を見てると、鬼瓦にハートのマークがついてることに気がつきました。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM(拡大)

写真中央のハート見えますか?
これは猪目(いのめ)といって猪の目をモチーフにした魔除けだそうです。日本建築でよく使われるらしい。かわいらしい魔除けだなあ。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

上の写真2枚とも絞りはF2.5。個人的にはこれぐらいのボケが好き。

今回使ってるレンズはF1.4が開放。でも開放にするとピントが浅すぎて私は上手く使えなかったので、だいたいF2〜F2.5ぐらいで撮った。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

木に苔が生えてると撮りたくなってしまう。
だいたいこうゆう木を見ると撮ってる。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

根っこの方も苔がびっしり。
日中とても暑かったので、苔は少し乾燥気味だった。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

夏の濃い緑は瓦の黒と合うね。
これからの季節、日本家屋と緑の撮影するのが楽しいんだよなあ。
暑すぎて撮影には不向きな季節ですけど、写真撮る時期としては好き。

 

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

薄い紫の花。アガパンサス。
すっと伸びた茎に先端の花。打ち上げ花火みたいで綺麗だなあ。

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7D / 30mm F1.4 EX DC HSM

まだツボミが多く、これから綺麗な花を咲かせる感じ。
私が撮影に夢中になってる中、1匹の大きな蜂が花粉をとってた。満開になったら蜂がもっと増えるのかな。

 

日中の思ったよりも暑く、予定より早く切り上げた一人カメラサークル。
光の使い方とか構図とか意識するの忘れたけど、久しぶりに出かけて撮影できて楽しかったです。
7DとSIGMA 30mmまだ使えそう。

 

今回使った懐かしの30mm F1.4 EX DC HSMは、普段使ってるcanonの35mmや50mmより周辺減光が少なくて、開放F1.4でもカリっとしすぎないレンズでした。
某写真ブログが言ってたようにコスパが高い明るいレンズですね。
使いやすかった。

 

でもひとつ気になることが。

ボティかレンズどっちが要因か分からないけど、明暗差が強いところを撮るとパープルフリンジが強い。
撮影後のカメラモニタですぐ気がつくレベル。

今回の撮影で一番分かりやすくでたパープルフリンジがこちら。
(超適当に撮ったから、どこにもピントが合ってないよ)

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左:葉の周りが紫 右:Lightroomで補正
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左:葉の周りが紫 右:Lightroomで補正(拡大)

はっきりと紫の境界線のようなフリンジが出る。
最終的にLightroomの「フリンジ軽減」で補正した。補正自体は簡単だけど、一手間増えて面倒。
露出低くして全体的にアンダーで撮って、RAW現像の時に明るくすればフリンジでないのかな。

 

そうそう。
ファインダーのゴミは、家に帰ってカメラ本体を下向きにしてブロアで数回吹いたらなくなりました!
よかったー。

 

 

 

おっさん顔パンジー

《シミュラクラ現象》
人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが逆三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。心霊写真と呼ばれる現象の多くが、これで説明できるとされている。(Wikipediaより)

つまり、点が三つあると顔に見える現象ですね。

↑顔に見えるでしょうか?
私は顔に見えます。

 

「∵」は「なぜならば」と打つと出ます。
「∴」は「ゆえに」と打つと出ます。

検索して今日初めて知りました。ちょっと賢くなりました。

 

 

こんな前振りをしたのにはワケがありまして。
今日私はこの現象に出会ったのです。

 

写真を整理していたところ、パンジーを撮った写真を見つけました。
普段パンジーなんて撮らないのに・・・どうしてだろうと写真を見て、なるほどがってん。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

おっさんの顔の群れに見えるパンジーだった。

分かります?

拡大して見てみますね。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM(拡大)

ちょっと頑固なおっさんキャラの顔が群れてるように見えません?

紫のパンジーの花言葉は「思慮深い」だそうで、顔に現れてますね。

黄色い鼻とヒゲ、しょぼしょぼした目、色がついた耳。犬っぽいキャラクターに見える・・・。呪いで体を花に変えられたおじさん達です。
 

・・・・。

 

ええ、もう本当にどうでもいいんですけど、これを誰かに伝えたくて、見せたくて。

なんかカワイイなって思ったんです。

ただそれだけです。ハハ。

 

 

枯れる花に育つ果実

昨日に続き雨。散歩がてら撮影に行くのは難しい感じ。
今日も室内からジャングル・・・じゃなかった庭を望遠レンズで撮りました。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

春の花は、ほぼ枯れました。
でもまだ咲いてる花はかわいらしくて好き。今年は涼しかったので、けっこうもったかな。まだ咲いてる花もあるしね。
どこにピントを合わせるべきか分からず迷走。切り抜き方も難しくて、ぼんやりした感じになっちゃった。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

枯れた花たちのアップを撮ってみる。引きよりこっちの方がいいかな。

ただ、ピントをもう少し前に合わせたかった。中央やや右の枯れた花びら手前を見せたかったけれど後ろの花びらに合ってる。

望遠レンズって細かいピント調節難しい。少し手前や奥にしようと思っても上手くいかなかった。私の腕かレンズの性能か。

 

枯れた花がある一方で、やはり生き生きとしている植物もあるわけで。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

分かりにくい写真なんだけど、梅の木には鈴なりに実がついてます。まだ青く、収穫までもう少し。

実のつき方も枝によってバラバラで・・・

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

集合した実や・・・

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

ぼっちの実があったり。

 

日当たりがいい場所の実は、上部がオレンジ色になってます。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

葉が少なくてよく日差しが当たってるんだろうね。いい色になってる。
あと2〜3日で収穫できそうな感じ。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

マットな梅の表面につやっとした水滴がついてるのが好き。
この実はもう少しで収穫かな。

 

夕方になると雨が止んだので梅の木の下を見たら、いくつか梅の実が落ちてた。

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5D Mark III / EF50mm F1.4 USM

最後は50mmで撮影。

落ちてた実は直径4cmぐらいのものばかり。
梅の甘い香りがして美味しそう。


残りの梅も収穫したら例年通り、梅ジュースと梅干にします。わくわくすっぞー。

 

前も同じ頃に梅の収穫記事を書いてた。今年は一週間ぐらい収穫遅いかな。

 

望遠レンズを使う時に、小さなもの一点にピントを合わせるのが難しかった。f2.8の開放で撮ってたのもあるんだけど、ピントがズレる。
上手く撮れなくて何度も撮影してたら、湿度と自分の熱でメガネが曇った。体脂肪を燃焼してると思うことにします。

 

 

雨で庭の緑いきいき

久しぶりにしっかりとした雨が降って、庭の緑が生き生きしてる。
緑鮮やかで潤っていたので、写真を撮りたくなった。


久しぶりに望遠レンズを取り出して室内から撮影してみました。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

先端の葉は緑色の彩度が高い。若いんだね。
柔らかい葉が雨に打たれるたび揺れてた。

 

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

今度は違う木。
雨が激しくなると、硬い葉が雨粒を弾きます。緑も濃い。
水を弾く瞬間を「玉」として撮りたかったんだけど、上手くできなかった。シャッタースピードの設定がよく分からなかった・・・。

室内からでは撮影の限界がきたので、傘をさして移動。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

水たまりも出来てた。 長靴で水しぶきあげて歩くと楽しそう。


そうだ!雨水が水たまりに着く瞬間を撮りたい!
水が着地して跳ねるあれ撮りたい!

レンズを地面すれすれにしようとして・・・諦めた。
望遠レンズが重くて下手すると地面にレンズを落としそうだった。気をぬくとレンズ前方が下がる。危ない。
さすがにぬかるんだ地面に寝そべって撮ることもできないので、限界までしゃがんで撮影。

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

薄い桃色の花がひょっこり伸びてた。なんていう名前の花なんだろう。

納得いくカットが撮れなくて何度か撮影してたら望遠レンズの重みで手が震えて、汗が吹き出てきた。
そして傘もずれてレンズが雨に濡れてきた。あかーん。

 

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5D Mark III / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

最後に松。
枝は毛細血管のようにうねってるし、葉(針葉)の先端に一つずつ水滴がついてて面白い。
マクロレンズがあれば水滴に寄って拡大水玉写真が撮れるのかな。


今回は望遠レンズのみで、寄りの写真だけ。
標準使ってみたら、庭がジャングル化してたからブログにのせるのはやめました。雑草沢山とったのに写真で見るとジャングルしかなくて絶望した。

 

雨が途中から強くなり、どんどんボディとレンズが濡れてきたので途中で撮影を早々に切り上げた。少しくらいの雨なら大丈夫だけど、やっぱち気になるね。

7Dを買った当初は、噴水近くで水しぶきかかりながら撮影してたのに。繊細になったもんです。
ちなみに水を浴びた7Dとtamronは問題なく稼働してました。浴びた水の量が少なかったんでしょうきっと。

 

 

今回Lightroomで現像する時なんか上手く出来なかったので、緑をハイキーにするか、コントラスト下げるか、そのままの濃さか迷ってしまい、自然系RAW現像の本を買ったんです。
でもね、作例が荘厳で素敵な風景写真ばかりで、こんな雑多な庭の写真で同じRAW現像をするのは難しかったよ。

 

初の一眼撮影でボケ写真撮って感動

ある春の日。友人が相談をしてきた。

ディズニーで色々撮りたい!一眼欲しい!みんな持ってるんだよね!スマホじゃ限界なんだよ!でも、どんなカメラがいいか分からない・・・とりあえず一眼がいいけど・・・という相談。

カメラとレンズって色んな種類あるし、揃えるとお金かかるから悩むよね。分かる。

 

友人と話をした結果、まずカメラを買う前に一度ぐらい一眼で撮影してみようということになり、私の7Dと50mmの単焦点・望遠ズームレンズを貸して撮影体験をすることになった。

 

まずはじめに定番のボケっぽいのを撮影。(写真は全て私が撮ったものです)

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

初めて一眼カメラでこうゆうボケ撮ると感動する人って多いと思う。私は初めてボケる写真を撮ったとき感動した。あーこれこれ、それっぽいよねって感じで。

実際、友人もボケてるー!と感動して撮影していた。今のスマホなら簡単にボケ写真を撮れるけど、それとこれは別。同じ結果でも道具が違えば気持ちも変わる。不思議だね。

半押しでピントを中央からずらすフォーカスロックとか超基本的な撮影方法を教えて、あとはAv(絞り優先)モードで思う存分ボケを楽しんでもらった。

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

チューリップを撮ってみたり。(春になると撮っちゃう代表物)

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5D Mark III / EF24-105mm f4 IS USM

泳ぐカモのシンクロを狙ってみたり。 (ゆっくりした動きの練習になるよね)

 

もちろんディズニーのパレードを想像して、遠くの木や建物を撮る練習もした。あそこにミッキーいるよ!人混みの先のキャスト撮ろう!とテンションあげて撮影しまくった。

細かい撮影技術は難しいし私もよく分からないので、本当に簡単なことだけを伝えて撮影してを繰り返してあっという間に日が暮れた。 

 

普段は一人で撮影しているので、人と撮影すると楽しいなと思った1日だった。

そして人に教えることで、自分の不得意なところを気づかされる1日でもあった。

しかし、この写真を撮ったのが1年以上前なので細かいことを忘れてしまっている。色々と苦手なことに気づいたはずなんだけどなあ。

 

 

あ、そうだ。

池を撮るならPLフィルター使ってみたい。池の色ってどうしたらいい感じになるんだろう。現像してそんなことを思った。撮影中って案外気がつかないものですね。